My salad days
シェークスピアの『アンソニーとクレオパトラ(Antony and Cleopatra)』には、次のようなクレオパトラのセリフが出てきます。
My salad days,
When I was green in judgment, cold in blood…
My salad days(私のサラダな日々)とはいったい何を意味しているのでしょう?
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正解はこちら。
salad days
(文)[one’s 〜]青二才のころ、青年期
「ウィズダム英和辞典 第3版」
salad days というのは「青年期」を表す英語のイディオム。
緑と若々しさ・未熟さのイメージを結びつけたのはシェークスピアが初めてではないと思いますが、そこから飛躍して My salad days さらに When I was green in judgement と続けるあたりは言葉の魔術師の本領発揮といったところでしょうか。
そんな salad days が青年期を意味するなら、人生の後半は紅葉の色に重ねて orange days と呼んでみるのはどうでしょう?
人生の実りに深く感謝するような、オプティミスティックなイメージを喚起できるのではないかと思います。
ウィズダム英和・和英辞典 2
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カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
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