often の[t]の発音について

15091201

昔、オーストラリアに行って、驚いたことの一つに often という単語の発音があります。

学校で習った「オフン」ではなく、多くの人が「オフトゥン」と発音していました。

改めて調べてみると、イギリス英語では[t]を発音する、アメリカ英語では[t]を発音しないというのが大枠のよう。(もちろん個人的な差はあると思いますが。)

オーストラリア英語のベースはイギリス英語なので、イギリス式の発音がなされていたということなのでしょう。

歴史的な推移を見ると、昔は[t]を発音していたものの、子音の連続を避けるために次第に発音されなくなったのだとか。

たしかに「オフトゥン」よりは「オフン」の方が発音しやすいと思います。

とはいえ、綴りに[t]がある以上「オフトゥン」と発音することに問題はないはず。

綴り通りに発音しようというのはむしろ現代的な動きで、listen を「リストゥン」と発音するケースもあるようです。

もともと英語の綴りと発音が乖離しているというのはよく知られた話。そこで綴りを実際の発音に合わせて改変しようという動きもありましたが、結局は定着しませんでした。

それならいっそ綴り通りに発音してしまえ、というのはもう一つの面白い考え方なのかもしれません。

through や Wednesday などは大変なことになってしまいそうですが。。。