フィンランド語学習記 vol.331 − ディクテーションをやってみる

先日は久しぶりのフィンランド語教室。

いつものようにテキストの『suomea suomeksi』を読んでいくのかなと思いきや、今回はディクテーションの練習から始まりました。

もらったプリントには次のような指示と地図のイラストがのっています。

Turistit ovat infopisteessä. Kuuntele ohjeet ja päättele ohjeiden ja kartan perusteella, mihin he menevät.

Tourists are given some directions, starting at the information center. Listen to the directions, look at the map and figure out where the tourists are going.

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この教材のもともとのタスクは、アナウンスを聞いて、インフォメーションセンターを出発した観光客がどこへ向かうのかを当てるというもの。

ただし今回の授業ではアナウンスの内容を一語も漏らさず書き取ることに挑戦しました。

正直これまでは、ディクテーションのような練習はあまり好きではなかったのですが、教室でクラスメイトといっしょにやってみると案外楽しいものだということがわかりました。

また十回くらい繰り返し聞いて、それでも何と言っているのかわからない箇所であっても、ひとたび正解を知ると、もうそのようにしか聞こえなくなるという現象は面白いものだと思います。

一人だとなかなかやらない練習ではあるのですが、機会があればぜひまた挑戦してみたいと思います。