シークヮーサーの「ヮ」について

photo credit: Y-E-L-L-O-W via photopin (license)

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ときどき無性に懐かしくなるシークヮーサーのすっぱい味。

先日そんなシークヮーサーのサワーを飲みながら、ふと思ったのは、

シークヮーサーの「ヮ」というのは、いったいどこからやって来たのだろう?

ということ。

日本語でこの小さな「ヮ」(あるいは「ゎ」)を使う表現というのは、シークヮーサーの他に存在するのでしょうか? (ぐゎー、なんていう擬音はさておき。。。)

改めて考えてみると、英語のアルファベットに大文字と小文字があるように、日本語のかなにも一部小さな文字は存在します。

ゃぁゃぁ
ぉぃぉぃ

調べてみると、これらの文字には次のような名称があるようです。

すてがな【捨て仮名】

  1. 漢文を音読する時に、漢字の下に小さく添えて書く送り仮名。すけがな。
  2. 促音・拗音などを表すのに用いる小さな字。「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」「ィ」「ォ」の類。

「広辞苑 第五版」

このようなミニ文字(?)をまとめて捨て仮名と呼ぶんですね。

ただし手書きならどんな文字でも小さく書くことができますが、一般に使用する(Unicode に含まれている)のは、ひらがなの場合、次の10文字に限られるのだそう。

ぁ ぃ ぅ ぇ ぉ っ ゃ ゅ ょ ゎ
*この他に「ヵ」「ヶ」の相方としての「ゕ」「ゖ」があり

日本語のかな一つとっても、まだまだ知らない世界が広がっているなあと思わされます。