ちんちくりん、つんつるてん

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辞書をめくっていると、自分では決して使わないけれども、親が使っていた(使っている)単語に出会うことがあります。

そんなときには懐かしさとともに、思いがけない拾い物を見つけたような気持ちになります。

先日もそんな単語を見つけました。

ちんちくりん

  1. 背たけの低いことをあざけっていうことば。
  2. 背たけに比べて着物が短いこと。つんつるてん。

「角川必携国語辞典」

つんつるてん

着物のたけが短くて、手足が長く出てしまうようす。「ーのズボン」

「角川必携国語辞典」

ウチの家では「ちんちくりん」というのは聞いたことがなく、「つんつるてん」がよく使われていました。

もしかしたらこの日本は「ちんちくりん」の地域と「つんつるてん」の地域に分かれているのかもしれません。

あなたの地域では、どちらが使われていましたか?

どちらも聞いたことがない? 。。。残念ながらそういう若い人も多いのかもしれません。

捨て去るには惜しい日本語なので、できることなら次の世代に受け渡していきたいものです。