ちんちくりん、つんつるてん
辞書をめくっていると、自分では決して使わないけれども、親が使っていた(使っている)単語に出会うことがあります。
そんなときには懐かしさとともに、思いがけない拾い物を見つけたような気持ちになります。
先日もそんな単語を見つけました。
ちんちくりん
- 背たけの低いことをあざけっていうことば。
- 背たけに比べて着物が短いこと。つんつるてん。
「角川必携国語辞典」
つんつるてん
着物のたけが短くて、手足が長く出てしまうようす。「ーのズボン」
「角川必携国語辞典」
ウチの家では「ちんちくりん」というのは聞いたことがなく、「つんつるてん」がよく使われていました。
もしかしたらこの日本は「ちんちくりん」の地域と「つんつるてん」の地域に分かれているのかもしれません。
あなたの地域では、どちらが使われていましたか?
どちらも聞いたことがない? 。。。残念ながらそういう若い人も多いのかもしれません。
捨て去るには惜しい日本語なので、できることなら次の世代に受け渡していきたいものです。