雨と飴

英語を話そうとして、アクセントの位置に迷ってしまうということはありませんか?

特に dessert や present のような単語では「どこだったかな?」と迷ってしまうことも多々あります。

しかし考えてみると日本語のアクセントの難しさというのもなかなかのもの。

例えば、雨と飴はどちらも同じ「あめ」ですが、雨は「あ」を高く、飴は「め」を高く発音します。

それだけならまだよいのですが、更に難しいのは複合語になったとき。

さきほどの雨という単語は、雨降り・雨模様のように「雨+◯」という形の複合語になると、飴と同じく「め」を高く発音します。

一方、大雨・にわか雨のように「◯+雨」という形の複合語では、雨と同じく「あ」を高く発音します。

日本語のネイティブスピーカーである私たちは、「あ」の高い雨降りや「め」の高いにわか雨を発音すると著しい違和感を感じますが、これは外国語として日本語を学んでいるようなノンネイティブの人にも共通の感覚なのでしょうか?

そのあたりの感覚をぜひ聞いてみたいように思います。