台風の名前はどのように付けるのか?

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台風10号が接近していますね。この10号にはライオンロック(Lionrock)という名前が付いているそうです。

いかにも強そうな名前ですが、そもそも台風の名前というのはどのように決まっているのでしょう?

今年やってきた台風の名前を調べてみると、次のようになっていました。

1号 ニパルタック Nepartak
2号 ルピート Lupit
3号 ミリネ Mirinae
4号 ニーダ Nida
5号 オーマイス Omais
6号 コンソン Conson
7号 チャンスー Chanthu
8号 ディアンムー Dianmu
9号 ミンドゥル Mindulle
10号 ライオンロック Lionrock

 

気象庁のホームページによると、台風の名前というのは予め140個が決められており、それを順番に使っていくのだそう。

例えば、ある年の台風が100番で終わったら、翌年の台風は101番から始まります。そして140番まで行ったら、1番へ戻るという仕組み。

1 ダムレイ Damrey
102 ライオンロック Lionrock
140 サオラー Saola

 

接近中のライオンロックは全体で102番目の名前なんですね。

この140個の名前は国際機関である台風委員会(The Typhoon Committee)が命名しています。

台風委員会は日本を含む14の国と地域から成っており、140個の名前を均等に決めているとのこと。

つまり140個のうち10個は日本が名付けているということになります。その一覧がこちら。

5 テンビン Tembin
19 ヤギ Yagi
33 ウサギ Usagi
47 カジキ Kajiki
61 カンムリ Kammuri
75 クジラ Kujira
89 コップ Koppu
103 コンパス Kompasu
117 トカゲ Tokage
131 ハト Hato

 

一見、脈絡のないリストに見えますが、これらは全て星座の名前なのだそう。

「ハト」のようにかわいらしい名前もありますが、年によってはこれが超大型台風になったりすることもあるのでしょう。

いずれにしても来週はライオンロックに要注意!ですね。