snow & white

photo credit: Axiraa - back very soon Last day of White Kingdom, 5 via photopin (license)

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東京から新潟へ向かう新幹線の中でこのブログを書いています。

道中の関越トンネルに差し掛かるといつも思うのは、トンネルを抜けたら雪はどれくらいあるのだろう?ということ。

時折、帰省するだけの気楽な立場の人間としては、雪景色を楽しみにしているような気持ちもあります。

ところで、みなさんは雪というものに対して本質的にプラス・マイナスどちらのイメージを持っていますか? 

おそらく、スキーやスノーボードを趣味にしている人はプラスのイメージでしょうし、豪雪地帯に住んでいる人はマイナスのイメージかもしれませんね。

そんな雪を意味する英単語 snow には、もう一つの思いがけない意味があります。

snow

verb

  1. when it snows, snow falls from the sky
  2. snow somebody (North American English, informal) to impress somebody a lot by the things you say, especially if these are not true or not sincere
He really snowed me with all his talk of buying a Porsche.

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

2の snow は「だます」の意味。

なぜ snow がこのような意味になるのでしょう? 白い幕で現実を覆い隠すというイメージなのでしょうか?

子どもの頃から雪に馴染んできた身としては今ひとつ納得できないところもあるこの用法。

ただ英語には「悪意のない嘘」を意味する white lie と言う表現があるように、white という色はイノセンスの象徴でもあります。

よって snow という単語に「現実を覆い隠す」というイメージがあるなら、いっそそのことをプラスの意味に転換できないかと思ったりもするのですが、果たしてどうでしょうか?

 
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