ぎゅっと詰まったカロリー

photo credit: trarsi Sweet via photopin (license)

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この前、キンドルである本を読んでいたら、成人男性の一日の摂取カロリーに関する話題が出てきました。

一般に食品のカロリーを表すときには kcal(キロカロリー)という単位を用います。

ただキンドルの文字を追っているときに kcal というアルファベットの間隔がずいぶん狭いなあと思って、よく見ると次のような記号が使われていました。

たしかに kcal ではあるのですが、アルファベット4文字が全角の1文字にまとまっています。

これを見て思い出したのが日本語の組文字。

組文字というのは、日本語のレイアウトで複数の文字を一文字の中に表示したもの。

現在では見かける機会は少ないものの、紙媒体などでスペースが限られているときには有効な表記方法なのだと思います。

ただもちろんどんな単語でも組文字にできるという訳ではなく、組文字として表示できる単語は限られています。

㌔ ㌦ ㍍ ㌫ ㍑ ㍿

それでもアルファベットとカタカナの両方でカロリーの組文字が用意されているということは、それだけカロリーというものが日本人の関心事であるということなのかもしれません。