フィンランド語学習記 vol.447 − ikä

フィンランド語で「年齢」は ikä(イカ)。

ということで辞書の中からこの ikä を使った例文を一つ拾ってみましょう。

Hän oppi lukemaan viiden vuoden iässä.
(She learnt to read at the age of five.)

「MOT Finnish-English」

えーと、ikä はどこにあるのかな?

??

と思った人は次の表で ikä の語形変化を確認してみましょう。

単数 複数
主格 〜は/が ikä iät
属格 〜の iän ikien
対格 〜を iän iät
分格 〜を ikää ikiä
内格 〜の中で/に iässä i’issä
出格 〜の中から iästä i’istä
入格 〜の中へ ikään ikiin
接格 〜の表面で/に iällä i’illä
奪格 〜の表面から iältä i’iltä
向格 〜の表面へ iälle i’ille
変格 〜に(なる) iäksi i’iksi
様格 〜として ikänä ikinä

 

この表からわかる通り、ikä の[k]というのは格変化の際に消えることがあります。

ややこしいのは[k]が消える格と消えない格があるということで、以下の◯が付いている格では[k]が消えないので注意が必要。

単数 複数
主格
属格
分格
入格
様格

 

この[k]の罠には何度も引っかかったことがあるのに、またしても「iässä って何だろう?」と思いながら辞書の海をさまよってしまったので、改めてここに書き留めておきたいと思います。