「いる・行く・来る」を一語で表す万能の動詞
東京にいる。
京都へ行く。
鎌倉へ来る。
京都へ行く。
鎌倉へ来る。
そんなに多くの言語を知っている訳ではありませんが、たいていの言語には「いる・行く・来る」を意味する3つの動詞が揃っています。
英語なら be, go, come。
フィンランド語なら olla, mennä, tulla。
しかし日本語には「いる・行く・来る」を一語で表す万能の動詞も存在します。
果たしてその動詞とは?
??
??
正解はこちら。
先生は今、学会のために東京にいらっしゃいます。(いる)
この春は、京都へお花見にいらっしゃったようですね。(行く)
この秋は、ぜひ鎌倉へ紅葉を見にいらっしゃってください。(来る)
この春は、京都へお花見にいらっしゃったようですね。(行く)
この秋は、ぜひ鎌倉へ紅葉を見にいらっしゃってください。(来る)
日本語の「いらっしゃる」は「いる・行く・来る」3つの動詞の尊敬語。
日本語を外国語として学んでいる人にとっては「なんでそうなるの?」と思う、日本語のフシギの一つなのではないでしょうか。