iPhone のエストニア語のキーボード

普段使っている iPhone の英語のキーボードは次のように文字が並んでいます。

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一方、フィンランド語のキーボードは次のように文字が並んでいます。

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上段右に[å]、中段右に[ö, ä]の文字が入っているのがわかるでしょうか。

英語と比べると3文字増えているので、キーボードの幅が少しだけ狭くなっています。

またフィンランド語と親戚関係にあるエストニア語のキーボードは次のように文字が並んでいます。

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一瞬、飾り付きの文字がない!と思うのですが、実は飾り文字はそれぞれの文字の中に隠されていました。

[u, o, a, s, z]の5つの文字をタップすると次のように飾り文字の選択肢が出てくる仕組みになっています。

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フィンランド語のように29文字程度なら一画面に文字を収めた方が効率的ですが、文字がさらに多くなるとこのような仕組みにした方が効率的なのだと思います。

他の言語のキーボードも見てみると、ヨーロッパの言語ではこの仕組みを採用している言語も多いということがわかりました。

英語のように一画面で完結できる言語は恵まれているということになるのでしょう。

キーボードから見えてくる言語事情というのもなかなか面白いものがあります。