「リンス・コンディショナー・トリートメント」の違いとは?
髪の毛を洗うときに使うものといえばシャンプー。
シャンプー(名・自サ)〔shampoo〕
かみの毛を洗うときに使う、あわだちのよい液体。また、それで洗うこと。ヘアシャンプー。
「三省堂国語辞典 第七版」
一方、髪の毛を洗った後に髪に付けるものといえばリンス。
ただコンディショナーやトリートメントを使うという人もいるでしょう。
それでは「リンス・コンディショナー・トリートメント」の違いとは何なのでしょう?
メーカーによって細かな定義は異なるのだと思いますが、ここでは国語辞書の語釈の中から、それぞれの違いを探ってみることにしました。
リンス(名)〔rinse=ゆすぐ〕
- シャンプーのあと、かみの毛をしなやかにするために使う液体。ヘアリンス。
- ゆすぐための液体。
「三省堂国語辞典 第七版」
コンディショナー(名)〔conditioner〕
- 調節装置。
- 〔←ヘア コンディショナー〕洗った髪をしなやかにし、手ざわりをよくするための液体。リンス。
「三省堂国語辞典 第七版」
トリートメント(名・他サ)〔treatment=取りあつかい〕
- 〔美容上の〕手入れ。
- 〔←ヘア トリートメント〕いたんだ髪を直すための薬剤。
「三省堂国語辞典 第七版」
違いはわかったでしょうか?
語釈のポイントをシンプルにまとめると次のようになります。
- リンス = 髪をしなやかにする
- コンディショナー = 髪をしなやかにし、手ざわりをよくする
- トリートメント = いたんだ髪を直す
これによると、髪がいたんでいる場合はトリートメントを使う。
手ざわりをよくしたい場合はコンディショナーを使う。
リンスのメリットは、、、よくわかりません。
ちなみにこの「リンス」というのは和製英語。
英語圏ではほぼ conditioner 一択となります。
それに比べると、日本の「リンス・コンディショナー・トリートメント」の区別はわかりにくい、、、というのは言ってみただけで、実はリンスもコンディショナーもトリートメントも使っていない私のような人間にこの問題を語る資格はありません。(最初に言えと。)
こだわりのある人の意見も聞いてみたいところです。
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