abibliophobia
怖いものというのは人それぞれ。
例えば、高いところが怖い(=高所恐怖症)、狭いところが怖い(=閉所恐怖症)、尖ったものが怖い(=先端恐怖症)という自覚のある人は多いでしょう。
あるいはそういったメジャーな恐怖症以外に、自分でも自覚していないようなマイナーな恐怖症が心の奥底に潜んでいることもあるかもしれません。
私は次の単語を見つけたときに「これは自分のことだ!」と思わずにはいられませんでした。
abibliophobia (uncountable)
(humorous) Fear of running out of things to read.
「Wiktionary」
abibliophobia は「読むものがなくなることの恐怖症」の意味。
一つの悪夢を描写してみましょう。
- 国際線の飛行機に本や雑誌を一冊も持たずに乗ってしまう。
- スマホはうっかり預け入れ荷物の方に入れてしまった。
- 機内の雑誌・新聞・パンフレットはすべて未知の言語で書かれている(グルジア語とか)。
この状況が10時間以上続く、、、自分にとってこれほど恐ろしい状況はありません。
もちろん現在の国際線において、英語が読めないなどということは現実にはありえないものの、状況を想像するだけで怖くなってしまいます。
みなさんにとっての怖いものは何でしょう?