中国の全てのお茶
このところ出勤前の朝にはコーヒー、休日の朝には紅茶を飲むのが、何となく自分なりのルールになっています。
じっくりと淹れた紅茶をゆっくりと時間をかけて飲むのは最高の贅沢の一つ。
ところで、みなさんは紅茶の産地といえば、どこの国が思い浮かびますか?
調べてみると紅茶の生産量で世界第一位の国はインド、ただ紅茶に限らず茶葉の生産量で世界第一位の国となると中国のようです。
そんな中国のお茶に関する面白い表現が英語辞書に出ていました。
not for all the tea in China
(old-fashioned) not even for a great reward
I wouldnʼt do your job. Not for all the tea in China!「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」
not for all the tea in China は「どんな報酬をもらっても」の意味。
例文を字義どおりに訳せば「中国の全てのお茶をもらっても、あなたの仕事はしたくない」となります。(どんな仕事なんでしょう?)
この表現は、ある意味、中国のお茶というものに対する最高の賛辞。
ただここはインドやスリランカの紅茶が好きな人なら、
not for all the tea in India
not for all the tea in Sri Lanka
not for all the tea in Sri Lanka
日本茶が好きな人なら、
not for all the tea in Japan
と言いたいところかもしれません。
みなさんならどこの国のお茶を選びますか?