amn’t の代役
例えば、海外などでよく聞かれる、
Are you from Tokyo?
という質問に No で答えるとき、
No, I’m not.
と答えることはできますが、
No, I amn’t.
と答えることはできません。
(方言などでは使うこともあるようです。)
一方、You are not / It is not の場合は二通りの短縮形を作ることができます。
× I amn’t | ◯ I’m not |
◯ You aren’t | ◯ You’re not |
◯ It isn’t | ◯ It’s not |
こうして並べたときに不思議に思うのは、なぜ amn’t だけが使われないのか?ということ。
そこには深遠な理由がある、、、訳ではなく、単に /mnt/ という音のつながりは発音しにくいからということのようです。
それでは次のような付加疑問文を作りたいときには空欄に何を入れたらよいでしょう?
I’m late, I?(私、遅れたよね?)
もちろんここに amn’t を入れることはできません。
??
正解はこちら。
I’m late, aren’t I?(私、遅れたよね?)
何だか反則のようではありますが、amn’t の代わりに aren’t を使うこんな用法もあるんですね。
こういう表現を見ると英語というのは案外フレキシブルな言語なのだなと思います。