unbirthday
今日の話題は誕生日について。
タイムリーにこの記事を読んでくれている人の中に「今日12月3日が誕生日なんですよ!」という人がいる確率はおおよそ三百六十五分の一。
そして「今日は残念ながら誕生日じゃないんだよねー」という人がいる確率はおおよそ三百六十五分の三百六十四。
偶然にも今日が誕生日の人には Happy Birthday! のメッセージを贈りたいと思います。
そして今日が誕生日ではない人には Happy Unbirthday! のメッセージを贈りたいと思います。
unbirthday
NOUN
humorous
Any day except one’s birthday.
…
Origin
1871: coined by Lewis Carroll in Through the Looking Glass.
Unbirthday は「誕生日以外の日」を意味する英単語。もとはルイス・キャロルが『鏡の国のアリス』の中で使った言葉なのだそうです。
もしあなたがケーキ屋さんならアンバースデーケーキを売り出せば、バースデーケーキの売り上げを365倍にできる可能性があります。
そういう意味では製菓業界の次の一手として unbirthday がメジャーになることもあるかもしれません。
甘党の人ならば「今日は仕事帰りにケーキを買ってぱくぱく食べてしまった。まあ仕方がない、一年に364回しかないアンバースデーなのだから。自分へのご褒美ということで」などという言い訳ができるのも嬉しいところ。
。。。と、このように需要と供給を一致させて、人間の自制心を吹き飛ばしてしまう。unbirthday はそんな力を秘めた恐ろしい単語なのかもしれません。