What is the origin of the word ‘OK’? − from Oxford Dictionaries

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OK という英語表現の起源には諸説あって、明確なコンセンサスが得られていないというのは有名な話。

先日見つけた Oxford Dictionaries の動画にこの「諸説」がコンパクトにまとめられていたので、ここで紹介してみたいと思います。

統一の見解がないということは「これが本当っぽいなー」と想像するのが自由だということ。

みなさんなら、どの説に一票を入れるでしょうか?

以下、動画の中で紹介されている説を列挙してみます。

  1. スコットランド語で it is good を意味する och aye に由来。
  2. ギリシャ語で it is good を意味する ola kala に由来。
  3. チョクトー語で it is so を意味する oke, okeh に由来。
  4. フランス語で from Cayes を意味する aux Cayes に由来。(Cayes は良質のラムで有名なハイチの港町)
  5. フランス語で to the quay を意味する au quai に由来。(フランス語を話す港湾労働者によって使われた。)
  6. 鉄道貨物会社 Obediah Kelly のイニシャルに由来。(この会社ではチェック済みの書類に OK とサインした。)
  7. all correct のふざけたミススペル orl korrekt に由来。(この表現は1830年代のアメリカで使われていた。)
  8. アメリカ大統領マーティン・ヴァン・ビューレンのニックネーム Old Kinderhook に由来。(Kinderhook は彼が生まれた町の名前。彼の支持者は OK club という組織を作っていた。)
  9. 西アフリカの諸言語で all right, yes indeed を意味する単語に由来。(西アフリカから連れてこられた黒人奴隷によって使われたとされるが、具体的にどのような単語だったのかは不明。)

こうして並べてみると、8の大統領のニックネームなどはいかにもありそうな説に思えます。

ただこのようなもっともらしい説というのは民間語源であることも多く、厳密な研究をすすめた結果、案外つまらない説が正解だと判明することもあります。

OK の場合は果たしてどうなのでしょう? そして OK の語源が判明する日は来るのでしょうか?