フィンランド語学習記 vol.36 −「時間の言い方」のスピード練習
以前のエントリーでフィンランド語の「時間の言い方」を紹介しました。
フィンランド語学習記 vol.34 − 時間の言い方 | Fragments
その後、iPhoneアプリの『uTalk』を使って練習をしているのですが、これがなかなか難しい。
例えば、こちらの練習モードでは、流れてくる音声とマッチする時計の文字盤を選択するのですが、タイムプレッシャーがかけられているので、あわてて間違った選択をしてしまいます。
つまり、音声で kaksikymmentäviisi yli seitsemän と言われたときに、頭の中にすぐに「7:25」が浮かばず、変換に時間がかかってしまうのですね。
このことからわかるのは、単語というのは意味を「覚えているか、覚えていないか」の二項対立ではなく、覚えていてもそれを取り出すスピードは習熟度によってまちまちということです。
そういう意味では、実際に会話で使えるようになるためには、単に意味を取り出せるだけではなく、すばやく取り出せることが必要です。
このようなアプリも、そのための一助にはなることでしょう。
uTalk Classic はじめてのフィンランド語
価格: ¥850(記事公開時)
カテゴリ: 教育, 旅行
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[メモ]フィンランド語で15は viisitoista ですが、このアプリでは15分を表すのに varttia(辞書形:vartti)という単語を使っています。辞書を引くと「4分の1」とありますので、おそらく英語の quarter に当たる単語でしょうか。