フィンランド語学習記 vol.37 − 会話の練習をすこしだけ

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フィンランド語教室17週目のレポート。

今回の授業ではフィンランドに行ったつもりで、会話の練習を行いました。言いたいことを瞬間的に文の形に組み立てるのはなかなか難しいです。

疑問文だから[olet]を先頭に出して、語尾に[-ko]を付けて、、、などと頭の中でこねくり回してしまい、フレーズがすっと口をついて出てきません。

以下に今回の会話練習で出てきた表現を少しだけ紹介してみます。

Oletko työssä vai oletko opiskelija?(あなたは仕事をしていますか、それとも学生ですか)
*työ(仕事)、vai(それとも)、opiskelija(学生)

työssä は työ の内格で、直訳すると「あなたは仕事の中にいますか?」という言い方をしています。またここでは主語の「あなた」は省略されています。

Missä Te olette työssä?(あなたはどこで仕事をしていますか)
*missä(どこ)

Te は二人称複数(あなたたち)の代名詞ですが、相手が一人の時に敬称として使うこともできます。

[参考]フィンランド語学習記 vol.26 − 二人称複数代名詞はなぜ敬称になるのか? | Fragments

Minä puhun suomea vähän.(私は少しフィンランド語を話します)
*puhua(話す)、vähän(少し)

puhun は動詞 puhua の一人称単数形です。実際にフィンランドに行って、こんなことを口走ったらどんどんフィンランド語で話しかけられそうです。

たったこれだけのフレーズでも、すっと口をついて出るようになるためには、まだまだ練習しなければなりません。

とはいえ、もしフィンランドに行く機会があったら、Minä puhun suomea vähän. くらいのことは自信を持って言えるようになっておきたいものです。もちろん vähän は外せませんが。。