フィンランド語学習記 vol.545 − 時の表現(13)

18020701

昨日に続いてフィンランド語教室のテキスト『suomea suomeski 2』より、様々な「時の表現」を見ていきます。今回が最終回です。

 

päivä(日)を使った表現

Me olimme eräänä päivänä kävelemässä Seurasaaressa.
(私たちはある日セウラサーリを歩いていた。)

eräänä päivänä は「ある日」という意味の決まり文句。過去の不特定な一日を示すときに用います。

eräänä päivänä は様格[-nA]の形になっています。

主格 erää päivä
様格 eräänä päivänä

 

Menemme jonakin päivänä kävelemään Seurasaareen.
(私たちはいつの日かセウラサーリを歩きに行く。)

jonakin päivänä は「いつの日か」という意味の決まり文句。未来の不特定な一日を示すときに用います。

jonakin päivänä は様格[-nA]の形になっています。

主格 jokin päivä
様格 jonakin päivänä

 

以上、これで全13回に分けて書き継いできた「時の表現」に関するエントリーは終了です。

フィンランド語の時の表現には格変化によって細かなニュアンスを表すもの、決まり文句として覚えるべきものなど、様々なバリエーションがあることがわかりました。

日常的に使う表現もたくさんあるので、瞬時に使いこなせるよう、しっかりと復習しておきたいところです。