夏といえば
今日も暑い一日。
鎌倉の海沿いを自転車で走っていたら、由比ヶ浜海岸で「鎌倉ビーチフェスタ」というイベントをやっていました。
海に出ている人も多く、もうすっかり夏の雰囲気。
春はいつの間にか終わってしまったのかもしれません。
鎌倉の春の楽しみといえばやはり花。この春はあちこちに花見に行きました。
辞書にはこんな言葉もあります。
しゅんかしゅうげつ【春花秋月】
〘名〙 春の花と秋の月。美しく清らかな自然界の美のたとえ。
「精選版 日本国語大辞典」
「春○秋○」に対して「夏○冬○」という表現はないのだろうか?と思い、辞書を探してみると見つかったのはこちらの言葉。
かろとうせん【夏炉冬扇】
〘名〙 (「論衡ー逢遇」に見えるたとえで、夏のいろりと冬のおうぎの意から) 無用の物事のたとえ。冬扇夏炉。夏炉。
「精選版 日本国語大辞典」
これでは夏に向けて全然気持ちが盛り上がりません。
辞書にないのなら自分で考えてみましょう。
「夏○冬○」に入れるのにふさわしい漢字は何でしょう?
すぐに思いついたのは「冬雪」。ただ「夏○」にふさわしい漢字がどうも思いつきません。
身近な自然で考えてみれば「夏海、夏山」という表現もありそうですが、花や月や雪ほど日本人全体の心に馴染む表現ではないのかなとも思います。
日本人にとっての夏の魅力とは何なのでしょう? みなさんならどんな漢字を選びますか。
精選版 日本国語大辞典
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カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
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