フィンランド語学習記 vol.591 − 大阪の地震

18061901

フィンランド語学習者のためのやさしいフィンランド語によるニュースサイト「Yle Uutiset selkosuomeksi」を読んでいたら Japanissa(日本で)という文字が目に入りました。

さっそく読んでみると、月曜日に大阪で起こった地震についての記事。悲しいニュースですが、取り上げてみたいと思います。

Maa tärisi Japanissa

Japanissa on ollut maanjäristys. Maa järisi eli tärisi voimakkaasti Japanissa maanantaina aamulla.

Maanjäristyksen voimakkuus oli 6,1. Järistyksen keskus oli lähellä Osakan kaupunkia.

Ainakin 3 ihmistä kuoli järistyksessä. Yli 200 ihmistä loukkaantui.

日本の地震

日本で地震があった。月曜の朝に日本で、地面が強く揺れたあるいは震えた。

地震の強さは6.1で、地震の中心は大阪市の近くであった。

少なくとも3人が地震で亡くなり、200人以上が負傷した。

フィン
täristä shake 揺れる
maanjäristys earthquake 地震
järistä quake 震える
voimakkaasti hard, strongly 強く
voimakkuus strength 強さ
järistys quake 震え
ainakin at least 少なくとも
loukkaantua be hurt 傷つく

 

月曜日の通勤時間帯に起こった今回の地震。地震というのは、本当にいつどこで起きるかわからないものなのだなと改めて思いました。

今回、被災された方には心よりお見舞い申し上げます。

同じ日本に住んでいるというのに、なかなか想像力が及ばないのがもどかしいところです。

 

täristä, järistä

記事中、地面が「動く」ことを意味する動詞が二つ出てきます。

フィン
täristä shake 揺れる
järistä quake 震える

 

この二つの動詞にはどんなニュアンスの違いがあるのでしょう?

Wiktionary には次のような説明が出ていました。

täristä

(intransitive) To shake (to move from side to side).

「Wiktionary」

järistä

(intransitive, of ground) To quake, tremble.

「Wiktionary」

täristä には from side to side(左右に)という説明がついているので「横揺れ」のイメージなのでしょうか?

もちろん日本語にも「揺れる」「震える」「振動する」などさまざまな動詞がある訳ですから、フィンランド語にも複数の動詞があるのは自然なこと。

ただ短い文の中に両方の動詞を並べていたので、どのような違いがあるのかちょっと気になりました。

 
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