ジェスチャーと学びの関係
ミシガン州立大学のホームページで、数学の授業において教師がジェスチャー(手ぶり)を使用すると、学生の理解力を高めるとの研究結果が発表されています。
Teachers’ gestures boost math learning | MSUToday | Michigan State University
Students perform better when their instructors use hand gestures – a simple teaching tool that could yield benefits in higher-level math such as algebra.
(教師が手ぶりを使用すると、学生のパフォーマンスは向上する。手ぶりは、代数など高いレベルの数学に貢献しうる、シンプルな授業道具である。)
上記のコラムによると、アメリカの教師は他国の教師よりも手ぶりを使用する機会が少ないとのこと。
ステレオタイプ的なイメージかもしれませんが、アメリカの人はオーバーアクションというイメージがあったので、これは少し意外。
アメリカの学校に通ったことはないものの、これまでにお世話になった先生の授業を振り返ると、話に引き込まれる先生というのは、たしかに手ぶりを使っていたことが多かったような気がします。
とはいえ、この研究はあくまで数学の話なので、英語や他の科目に応用できるのかどうかはわかりません。
しかし教師でなくても、プレゼンテーションなど人前で話す機会のある人には参考になる話ではないでしょうか。
プレゼンテーションと言えばすぐに名前が挙がるこの人も手ぶりを多く使っていたようですし、次に人前で話す時には意識してみようと思います。