英会話における filler(つなぎ言葉)について
私の仕事では、ときどき人前で話をする機会があります。その際に気を付けているのが、できるだけ「えー」と言わないこと。
(例)えー、それでは説明を始めます。
私の感覚では、話し上手な人は会話の中の「えー」が少ないと思います。NHKのニュースなどを見ていても、話のプロであるアナウンサーはほとんど「えー」ということはありません。
緊張したり、話の展開に迷ったりすると、無意識のうちに言ってしまうこともありますが、これが多すぎると聞いている方が疲れてしまいます。
人前で話をする機会が多い方は、このような「つなぎ言葉」について気を使うこともあるのではないでしょうか。
ところで、これが英会話となるとどうでしょう? よほどの上級者でない限り、立て板に水で話すことはできないでしょうから、ついつい「えー」を多用してしまうこともあるでしょう。
しかし「えー」はもちろん英語ではないため、英語のネイティブスピーカーからするとずいぶん違和感を覚えることもあるようです。
そこで、そんなときに使える英語の filler(つなぎ言葉)をまとめてみました。
- I mean…
- let me see…
- let’s see…
- like…
- uh…
- so…
- well…
- you know…
英語を話していて、ついつい「えー」と言ってしまう人は、まず一つでも二つでもお気に入りの filler を決めて、意識して使ってみるとよいと思います。
ただし日本語の「えー」と同じく、乱用すると聞き苦しくなるので注意が必要でしょう。
全ての文に you know を投入する「知ってるよね」お兄さんや、全ての文頭に actually を投入する「実質」お兄さんに出会ったことがありますが、ここまで来るとつなぎ言葉というより一種の癖のように聞こえてしまいます。
filler はほどほどに、話に詰まった場面で使うのがおすすめです。