ニュージーランドで禁止された71の名前とは?
ニュージーランドで子どもの名前として申請されたものの、却下された名前のリストが米CNNのサイトで紹介されています。
New Zealand releases list of banned names – CNN.com
却下された名前は、2001年以降の12年間で71種類にもなるそうです。そのリストはご覧のとおり。
- Justice
- King
- Princess
- Prince
- Royal
- Duke
- Major
- Bishop
- Majesty
- J
- Lucifer
- using brackets around middle names
- Knight
- Lady
- using back slash between names
- Judge
- Royale
- Messiah
- T
- I
- Queen
- II
- Sir
- III
- Jr
- E
- V
- Justus
- Master
- Constable
- Queen Victoria
- Regal
- Emperor
- Christ
- Juztice
- 3rd
- C J
- G
- Roman numerals III
- General
- Saint
- Lord
- . (full stop)
- 89
- Eminence
- M
- VI
- Mafia No Fear
- 2nd
- Majesti
- Rogue
- 4real
- * (star symbol)
- 5th
- S P
- C
- Sargent
- Honour
- D
- Minister
- MJ
- Chief
- Mr
- V8
- President
- MC
- Anal
- A.J
- Baron
- L B
- H-Q
- Queen V
「Lucifer」はキリスト教における堕天使(悪魔)の名前です。以前、日本でも「悪魔くん」の命名騒動がありましたね。
「J, T, I, E, V, G, M, C, D」などアルファベット1文字の名前や「CJ, SP, MJ, MC, AJ」などイニシャル系の名前は却下されているようです。
「King, Princess, Prince, Royal, Majesty, Queen」など王室の称号も多いですね。どさくさに紛れて「Queen Victoria」などと名前が付いているものまであります。
その他、神、貴族の称号(Duke=公爵)、公職の名前(Justice=裁判官)など、どういったジャンルをNGとしているのか、このリストを見るとよくわかります。
「3rd, 2nd, 5th」などの序数は日本語の「太郎、次郎、三郎」と同じ感覚でしょうか。せめてアラビア数字ではなく、third のような文字表記にできなかったのかと思います。(それでも却下かもしれませんが。)
それから、ピリオド[.]やアステリスク[*]といった記号の名前もあります。こうなるともはや何と呼んだらよいのかわかりません。The Artist Formerly Known As Prince のように、せめて前名でもあればよいのですが。
以上、おもしろいトピックでありながら、笑うに笑えない名前の話でした。