フィンランド語学習記 vol.77 − カードゲームをやったら思いのほか単語を知らないことに気付いたはなし

フィンランド語教室31週目のレポート。

今回は授業の前に Alias というカードゲームを使って、単語の練習をすることに。

カードが入っている箱の表面には sanaselityspeli と書いてあります。これは複合語なので、分解してみると、

sana(単語)
selitys(説明)
peli(ゲーム)

となりました。さて単語説明ゲームとは?

箱を開けてみると、それぞれのカードにフィンランド語の単語がいくつか書いてあります。

このカードを各プレーヤーに配付。プレーヤーはカードに書かれている単語の中から、一つを選びます。例えば「リンゴ」としましょう。

そのプレーヤーは「それは果物です」とか「それは赤いです」などと選んだ単語に関するヒントを出して、周りの人はそれが何かを当てていきます。

(ホントはもっと複雑なルールがあるらしいのですが、そこまで本格的にやる力がないので簡略にしました。)

それだけ?と思われるかもしれませんが、これをフィンランド語でやるとなかなか大変。

例えば、kissa(猫)を説明しようとします。

えーと「それは動物です」と言いたいけど。。。「動物」という単語がわからない!

続いて、tyttö(女の子)を説明しようとします。

うーん「それは人です」と言いたいけど。。。「人」という単語がわからない!

という具合に、思いのほか一般的な単語を知らないということに気付いたのでした。

特に様々なカテゴリー(総称)を表す単語が抜け落ちているので、ここにまとめておきたいと思います。

eläin 動物
ihminen
numero 数字
puku
rakennus 建物
ruoka 食べ物
väri

 
「服」は puku なんですね。これは大変覚えやすいです。

考えてみると単語力強化月間と位置付けた6月も今日で終り。この調子だと7月も引き続き単語力強化に取り組むことになりそうです。