フィン・日ポケット辞典を購入する

フィンランド語教室の先生から教えてもらった「フィン・日ポケット辞典」を購入しました。

インターネットで「urpo」と検索するように言われたのでその通り検索してみると、たしかにフィン語辞書の購入ページがありました。

申し込みフォームに必要事項を入力し、代金を振り込むと、すぐに発送していただきました。

封を開けてみると想像していたよりもかなり小さい。でもこの中に10,000語以上の単語があると思うとわくわくします。

12111201

表紙には「taskusanakirja」の文字が。

この単語はどこかで見たことがあるなと思ったら前回の授業で習っていました。

  • 「sana」は単語
  • 「kirja」は本
  • よって複合語「sanakirja」は辞書

そこまではよいのですが、最初の「tasku」の意味がわかりません。そこでさっそく調べてみるとポケットという意味でした。すなわち「taskusanakirja」でポケット辞書という意味になるのですね。納得。

発行者が「urpo」となっているので、そういえば最初に検索した「urpo」とはどんな意味なのかと調べてみると、なぜかのっていません。

それならということでWiktionaryで調べてみると、

Noun
1.(colloquial)moron

とのシンプルな記述が。

moronは、あほとかまぬけの意味ですね。colloquial(口語)とあるので、もう少し別のニュアンスもあるのかもしれませんが、どういう意図があるのでしょう?

それはさておき、中身をパラパラとめくってみると、やはり長い単語が多いなあという印象。きっと複合語が多いからでしょうか。

購入する前は、今の段階では辞書は必要ないかなとも思ったのですが、実際に手元に届いてみると、授業で意味を聞き逃した単語もすぐに調べることができますし、なかなか便利なものです。

ただ一点、辞書を引く際にどうしても慣れることができないのが[ä, ö]の出てくる順番です。

例えば「päivä」という単語を調べたいとします。その場合、どうしても[p→a]という感覚なので、pのセクションの最初の方を見てしまうのですが、実は[pa→pb→pc…….pz→pä→pö]という順番で並んでいるのでpの最後の方を見なければならないのです。

ささいなことではあるのですが、このあたりがさっと引けるようになると、いよいよフィンランド語感覚が身に付いてきたと言えるのかもしれません。