トイヴォ・クーラ「結婚行進曲」

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「結婚行進曲」といえば、メンデルスゾーンかワーグナー。

クラシックなんか聞いたことがない!という人でも、絶対にどこかで一度はそのメロディーを耳にしたことがあるはずです(断言)。

本日ご紹介するのは、そんな巨匠二人の作品ほどは知られていないものの、慎ましやかな情熱に満ちたもう一つの「結婚行進曲」。

トイヴォ・クーラ(Toivo Timoteus Kuula, 1883年7月7日 ヴァーサ – 1918年5月18日 ヴィープリ)はフィンランドの作曲家・指揮者。地方の貧しい家庭に生まれる。シベリウスに作曲を学ぶかたわらパリに留学して、フランク楽派の洗礼を受ける。1918年に、フィンランド内戦における白軍の勝利を祝うホテルの酒宴で、酔った狙撃兵に口論を仕向けられた末に、頭を撃ち抜かれて殺害された。

Wikipedia「トイヴォ・クーラ」より

シベリウスの数少ない弟子の一人であるクーラは、34年という短い生涯の間に今も色褪せない作品を残しました。

その一部は、舘野泉さんの演奏で聞くことができます。秋の夜長にフィンランドクラシックなどいかがでしょう?

 

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