フィンランド語学習記 vol.101 − 羊を数えて

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このところ、どうも夜寝付かれず、すっかり宵っ張りの朝寝坊になってしまいました。

もう少し朝型の生活にしたいのですが、なかなか上手くいきません。

仕方ないのでここは一つ古典的に、羊でも数えてみようかと思います。ただしフィンランド語で。

フィンランド語で「羊」は lammas(ラッマス)。

英語の lamb(子羊)と綴りが似ているので、もしかしたら共通の語源があるのかもしれませんね。

羊が一匹は yksi lammas、羊が二匹は kaksi lammasta。

[主格]lammas
[分格]lammasta

フィンランド語では、2以上の数詞の後に来る名詞は分格の形になります。残念ながら英語のように単複同形という訳にはいきません。

ところで眠れない時に羊を数えるとよいという話は、何に由来するのでしょうか?

これについては諸説あるものの、その一つは sleep と sheep の音が似ているからというもの。

もしそうだとすると、フィンランド語で羊を数えてもまったく無駄ということになりますね。

仕方ないので、眠気を誘いそうな寝室回りの単語をいくつか集めてみました。

フィン
nukkua sleep 眠る
torkkua snooze 居眠りする
unelias sleepy 眠い
unelma dream
makuuhuone bedroom 寝室
vuode bed ベッド
tyyny pillow
yöpuku pajama パジャマ

 
nukkua は、語感からぬくっと起きるイメージがあるのですが、実際は「眠る」の意味。

今晩は早めに眠って、よい unelma が見られたらよいのですが。