フィンランド語学習記 vol.104 − Google画像検索で「バー、レストラン、食堂」の違いを調べてみる

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フィンランド語教室でテキストを読んでいると kapakka という単語が出てきました。

辞書を引いてみると「バー」とか「居酒屋」と出ています。

いわゆるお酒が飲めて、食事も出来る大衆的なお店を指すのでしょう。先生は kapakka をレストランの口語的な表現とも説明されていました。

一方、もう少しフォーマルな「レストラン」に当たる単語としては ravintola があるそうです。

またこれらの表現を習ったときに、ふと思い出したのが映画『かもめ食堂』のこと。

『かもめ食堂』の原題は、kapakka でも ravintola でもなかったような気がして、調べてみると ruokala でした。

こちらは辞書を引いてみると「食堂」と出ています。フィン・英辞書では canteen。

ただしフィンランドに行ったことがない自分としては、kapakka(バー)、ravintola(レストラン)、 ruokala(食堂)と言われても、映像が浮かんでくる訳ではないので、あくまで日本語訳から雰囲気を想像するよりほかありません。

こんなときに大変便利なのが、Google画像検索です。

試しにそれぞれの単語を検索してみると、その違いは一目瞭然。Google画像検索は画像版の辞書としても非常に強力なツールだということがわかります。

kapakka(←画像検索)

ravintola(←画像検索)

ruokala(←画像検索)

なおそれぞれの英訳・日本語訳をまとめると次のとおり。

フィン
kapakka bar 居酒屋
ravintola restaurant レストラン
ruokala canteen 食堂


しかしこれだけを覚えるより、さきほどの画像検索のイメージを合わせて覚えることで、ずいぶん記憶に残りやすくなると思うのですが、どうでしょうか。

いつの日か語彙習得の新しいツールとして定着する日が来るかもしれません。