フィンランド語学習記 vol.110 − elämä
フィンランド語で「人生」は elämä(エラマ)。
iPhone のフィン・英辞書アプリ『MOT Finnish-English』で elämä を調べたところ、さまざまな用例がのっていたので、いくつか紹介してみたいと思います。
Elämä on kovaa.
(Life is hard. It’s a dog’s life.)
*kova(難しい)
(Life is hard. It’s a dog’s life.)
*kova(難しい)
フィンランドでも、人生は一筋縄ではいかないようですね。
ちなみに “dog’s life” というのは、しんどい生活を表す英語のイディオムです。
elämän tarkoitus
(the meaning of life, reason for living)
*tarkoitus(意味、目的)
(the meaning of life, reason for living)
*tarkoitus(意味、目的)
フィンランドの人も、人生の意味や目的を考えずにはいられないということでしょうか。
こちらに発音をアップしてくれている人がいました。ラテン語のような格調高い響きがありますね。
Elämä ei ole pelkkää ruusuilla tanssimista.
(Life isn’t always a bed of roses.)
*pelkkä(〜だけ)、ruusu(バラ)、tanssiminen(ダンス)
(Life isn’t always a bed of roses.)
*pelkkä(〜だけ)、ruusu(バラ)、tanssiminen(ダンス)
英訳は “Life isn’t always a bed of roses.” となっていますが、原文のフィンランド語の中に bed に当たる単語はありません。
そのまま訳すと「人生はバラの上で踊るだけではない」という感じでしょうか。
おそらく「人生はいいことばかりじゃない」という意味の定型表現なのでしょう。日本語でこれに類する表現はあるかな?としばらく考えてみたものの結局思い付かず。「人間万事塞翁が馬」とは少し意味が違いますね。
以上、今回はフィンランド語の elämä の用例をいくつか紹介してみました。
こうして見ると、お国が違えど、人生の有り様にそうそう違いはないということなのかもしれません。
MOT Finnish-English
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カテゴリ: 辞書/辞典/その他, ビジネス
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