フィンランド語学習記 vol.147 − 日齢と時間の単位
フィンランド語で「年齢」は ikä(イカ)。
年齢という言葉のとおり、人の齢を表すのには通常「年」という単位を用います。
しかし英語(age)やフィンランド語(ikä)には「年」が入っていませんし、時には違う単位で数えてみるのはどうでしょう?
例えば日齢という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
日齢(にちれい)とは、出生からの経過時間を日単位で表したものをいう。 つまり、「年齢」の「年」を「日」に変えたものである。生まれたばかりの子供などに対して使用される。
Wikipedia「日齢」より
「生後○○日」のように、普通は赤ん坊に使われる日齢を敢えて大人に使ってみるのもおもしろいですよ。
もし今日(2014年1月24日)このブログを見ている人で、1986年9月8日生まれの人がいたら、今日は10,000日の記念日です!
1959年4月23日生まれの人がいたら、今日は20,000日の記念日です! おめでとうございます!
なおこのように日齢に換算すると日本人の平均寿命はおよそ30,000日。こんな風に単位を変えてみるだけで、一日一日がいとおしくなるということもあるのではないでしょうか。
今回はそんな時間の単位を表すフィンランド語を集めてみました。
フィン | 英 | 日 |
---|---|---|
sekunti | second | 秒 |
minuutti | minute | 分 |
tunti | hour | 時間 |
päivä | day | 日 |
viikko | week | 週 |
kuukausi | month | 月 |
vuosi | year | 年 |
さきほどの平均寿命30,000日を他の単位に換算すると次のようになります。
2,600,000,000 sekuntia |
43,000,000 minuuttia |
720,000 tuntia |
30,000 päivää |
4,300 viikkoa |
990 kuukautta |
82 vuotta |
人の一生は、26億秒の間に過ぎ去ってしまうと考えると、なんだか儚い気持ちになりますね。
もっともどんな単位で数えたとしても、過ぎ去ってしまえばすべて一瞬のこと。時間とは不思議なものだと思います。