セリム・パルムグレン「粉雪」

photo credit: Billie Jane via photopin cc

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今冬の東京はどういうわけか雪がよく降ります。

今日から3月だと言うのに、明日も地域によっては雪が降るのだとか。

雪といえば、すぐに思い浮かぶのがパルムグレンのこの曲。

この曲を聴くと、舞い落ちる雪のイメージがありありと浮かんできます。イメージの喚起力がすごい。

邦題は「粉雪」、英題は Snowflakes。

それではフィンランド語のタイトルは何だろう?と思って調べてみたら Lumihiutaleita となっていました。

lumi は「雪」、hiutaleita は「薄いかけら」を意味する hiutale が格変化した形。

[単数主格]hiutale
[複数分格]hiutaleita

*フィンランド語の複数分格は、不定数・不定量のものを表すイメージ。

無数の雪片が鈍色の空から舞い落ちる、そんな情景に気持ちを添わせながら、ゆったりと週末の夜を過ごすのもよいですね。