海を渡るために

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You can’t cross the sea merely by standing and staring at the water.

(水を見つめて立っているだけでは、海は渡れない。)

− Rabindranath Tagore

ラビンドラナート・タゴール(Rabindranath Tagore)はインドの国民的詩人。1913年にはアジアで初となるノーベル文学賞を受賞しました。インド国歌「Jana Gana Mana」の作詞・作曲者でもあります。

「行動しなければ、望んだものを得ることはできない」と説く格言はたくさんありますが、その中でも特に印象深いのがこのフレーズ。

それでは海を渡るためにはいったいどうすればよいのでしょうか?

千里の道も一歩から。平地ならまずは一歩目を踏み出せばよいでしょう。

しかしこれが海となると、やみくもに進んでもすぐに溺れてしまうだけ。

まずは目的地を定め、そこまでの航海に耐えられる船を設計すること。

さらに必要な食糧を備蓄し、正確な海図も準備する必要があるでしょう。

そしてひとたび海に漕ぎ出せば、正しい方角に進んでいるか絶えず確認し、風雨にさらされながら粘り強く目的地を目指さなければなりません。

大切なのは周到な準備と最後までやり通す気力。

そんな風に考えていくと、含蓄に富んだ格言だなあと思うのですが、いかがでしょう?