複数形のレッスン − 語尾に[-es]を付けるときの条件とは?

The Four Food Groups

英語の複数形には、語尾に[-s]を付けるものと[-es]を付けるものがあります。

car → cars
bus → buses

この使い分けはいったいどのような規則に基づいているのか?

一度、きちんと場合分けをしてみましょう。

 

語尾に[-es]を付けるときの条件とは?

1)語尾が[子音+y]で終わる場合

[子音+y]で終わる単語は、語尾の[y]を[i]に変えて[-es]を付けます。

country → countries

「母音+y」のときは[-s]になるので要注意。

boy → boys

 

2)語尾が[-sh][-ch][-s][-x][-z]で終わる場合

[-sh][-ch][-s][-x][-z]で終わる単語は、語尾に[-es]を付けます。

dish → dishes
peach → peaches
kiss → kisses
box → boxes
buzz → buzzes

 

3)語尾が[-o]で終わる場合

[-o]で終わる単語は、語尾に[-s]を付けるものと[-es]を付けるものがあります。

piano → pianos
tomato → tomatoes

この使い分けについては、以前のエントリーに詳しくまとめているので、よければそちらもご覧ください。

tomatoの複数形は「tomatoes」なのに、pianoの複数形が「pianos」になるのはなぜか? | Fragments

 

4)語尾が[-f][-fe]で終わる場合

[-f][-fe]で終わる単語には、語尾に[-s]を付けるものと、語尾の[f]を[v]に変えて[-es]を付けるものとがあります。

proof → proofs
leaf → leaves
knife → knives

この使い分けは、なかなかやっかい。両方の形を持つ単語も存在します。

dwarf → dwarfs/dwarves

 

以上4つの条件に当てはまる場合は語尾に[-es]、それ以外の場合は[-s]を付けるというのが基本ルール。

しかし英語にはこのルールに当てはまらない単語も数多くあります。

child → children
person → people

明日のエントリーでは、このような不規則変化を伴う複数形を集めてみたいと思います。