惑星の名前を英語で言ってみる

14082001

地球を含む太陽系には、全部で8つの惑星があります。

すなわち太陽に近い方から「水星」「金星」「地球」「火星」「木星」「土星」「天王星」「海王星」。

以前このリストにあった「冥王星」は、2006年の国際天文学連合の会議において、惑星の定義を満たしていないということになり、このリストから外れてしまいました。

これらの惑星の名前を英語で言えるか?というのが本日のテーマ。

さっそく見てみましょう。(ここではせっかくなので冥王星も入れておきます。)

水星 Mercury マーキュリー
金星 Venus ヴィーナス
地球 Earth アース
火星 Mars マーズ
木星 Jupiter ジュピター
土星 Saturn サターン
天王星 Uranus ユラヌス
海王星 Neptune ネプチューン
冥王星 Pluto プルートー

 

これらの惑星の名前はギリシア神話・ローマ神話の神々の名前に由来します。

ここでは英語の惑星の名前のもとになったローマ神話の神々の名前(ラテン語)も見ておきましょう。

ラテン
水星 Mercurius メルクリウス
金星 Venus ウェヌス
地球 Tellus テルス
火星 Mars マルス
木星 Jupiter ユーピテル
土星 Saturnus サートゥルヌス
天王星 Uranus ウーラノス
海王星 Neptunus ネプトゥーヌス
冥王星 Pluto プルートー

 

ラテン語名から英語名への変遷を見ると、Mercurius(メルクリウス)→ Mercury(マーキュリー)のように、英語風の発音・綴りに変化していることがわかります。

ラテン
水星 Mercurius Mercury
金星 Venus Venus
地球 Tellus Earth
火星 Mars Mars
木星 Jupiter Jupiter
土星 Saturnus Saturn
天王星 Uranus Uranus
海王星 Neptunus Neptune
冥王星 Pluto Pluto

 

今では common knowledge として共有されている惑星の名前。

しかし一番最初に惑星に神様の名前を付けようと決め、それぞれの惑星にふさわしい神様を選んだ人がいたはずです。

それが誰なのかはもちろんわかりませんが、なかなかロマンティックな作業時間だったのではないかと推察します。

おそらくいつの時代も「命名」というのは、一大イベントだったのではないでしょうか。