「たい焼き」と「焼きたい」の違いとは?

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職場の近くにおいしいたい焼き屋さんがあるので、たまにお腹が空いたときに買うことがあります。

あつあつのたい焼きはおいしいですよね!

さて、世間にはこの「たい焼き」や「たこ焼き」のように「○○焼き」に属する食べ物と「焼きそば」や「焼き鳥」のように「焼き○○」に属する食べ物があります。

そのあたりの使い分けはどのようになっているのでしょう?

まずはざっと並べてみました。

○○焼き 焼き○○
お好み焼き 焼き芋
すき焼き 焼きそば
たい焼き 焼き魚
たこ焼き 焼き鳥
卵焼き 焼き肉
どら焼き 焼き飯
目玉焼き
もんじゃ焼き

 

こうして見ると「焼き○○」の方は、基本的に○○をそのまま焼いた食べ物であるのに対し、「○○焼き」の方はそうではないということがわかります。

(すき焼きはすきを焼いたものではないし、どら焼きはどらを焼いたものではない。)

卵焼きだけは卵を焼いたものなのでは?と思いますが、そのまま焼くのではなく「溶く」一手間が入っているので、焼き○○のグループとは微妙に異なるのかもしれません。

もし殻付きのままあぶるのなら「焼き卵」になるのでしょう。たぶん。

冒頭のたい焼きにしても、たい焼きではなく「焼きたい」になると、網の上でじゅうじゅう焼いたような鯛を想像してしまいます。

(それはそれでおいしそうではありますが。。)

これも日本語のおもしろい使い方の一つだなあと思います。