語学の目標設定をする際、ネイティブほどペラペラではない現実的なロールモデルがいるとよいという話

14111601

英語であれ、フィンランド語であれ、新しい言葉を勉強するときに現実的な目標設定をするのは案外難しいものだなと思います。

語学というのは基本的に終わりのない勉強であり、どこまで行ってもこれで完璧ということはありません。

ある程度の年齢に達してから語学を始め、ネイティブスピーカーのようになることは非常に難しいと思いますが、それでもついそのようなイメージを持ってしまうことはあります。

そんなときに身の回りに一人でもよいので、ネイティブスピーカーのようにペラペラではないものの、その外国語できちんとコミュニケーションができる現実的なロールモデルが一人でもいると、とても心強いのではないでしょうか。

初心者なら中級者、中級者なら上級者、上級者ならニアネイティブの学習者と接する機会があれば、自分に何が足りないのかわかりますし、学習の励みになるでしょう。

語学クラスのような場にはある程度同じレベルの人が集まる訳ですが、時にはちょっとだけ背伸びをして自分の先を歩いている人と知り合いになれるような場を求めてみるのもよいのではないでしょうか。

日曜日の昼下がりにフィンランド語の文法書をめくりながら、ふとそんなことを考えました。