フィンランド語学習記 vol.295 − 高い、低い

15052201

先日のフィンランド語教室でテキスト『Suomen mestari』を読んでいると、次のような形容詞が出てきました。

korkea(高い) ←→ matala(低い)
leveä(幅広い) ←→ kapea(狭い)
pehmeä(柔らかい) ←→ kova(硬い)

 

意味自体はどれも基本的なものですが、初見の単語が多いです。

初見の形容詞というのは、名詞や動詞に比べると、覚えるのが大変と思うのは私だけでしょうか?

しかしこのくらいの基礎単語はすっと出てくるようにしておきたいもの。

ただ間に英語を置いてみると、このあたりの単語の多くは、すでに日本語に入り込んでいる単語であることがわかります。

フィン
korkea high, tall 高い
matala low 低い
leveä broad, wide 幅広い
kapea narrow 狭い
pehmeä soft 柔らかい
kova hard 堅い

 

例えば soft と hard などというのは、英語を学んでいない人でも意味はわかるところ。

今さらながら英語を学ぶというのは、スタートの時点でアドバンテージがあったのだと思います。

とはいえ、実際に高いものや低いものをイメージしながら、こういう基礎単語をコツコツと覚えるのも、英語以外の外国語を学ぶ楽しみの一つなのかもしれません。