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あっさりスープを頼んでみれば

突然ですが、下記のフィンランド語の共通点は何でしょう?

kissa(ねこ)
kukka(花)
mekko(ドレス)
missä(どこ)
sitten(それでは)
takki(ジャケット)

それは同じ子音の重なりがあること。kissa の場合で言うと[-ss-]の部分ですね。

これは日本語の促音(「っ」「ッ」)と同種の音で、kissa は「キッサ」と発音します。

他の単語もカタカナ表記をすれば「クッカ」「メッコ」「ミッサ」「スィッテン」「タッキ」となります。

これらは促音のある日本語を母語とする日本人にとっては特に難しい発音ではありませんが、ヨーロッパ系言語を母語とする人にとっては一筋縄ではいかない発音のようです。

というのも英語やフランス語やドイツ語には基本的にこの促音に当たる音がありません。

しかしながら、日本語で「あさり」と「あっさり」では意味が変わってしまうように、フィンランド語でも kuka(誰)と kukka(花)では意味が変わってしまいます。

以前「フィンランド語が簡単だと思える4つの理由」というエントリーを書いたのですが、この促音の共通性も5つ目の理由として付け足すことができるかもしれません。

[参考]フィンランド語が簡単だと思える4つの理由 | Fragments

なおヨーロッパの言語では、イタリア語に促音に近い音があり、motto(モットー)、paparazzi(パパラッチ)などは日本でも馴染みのある単語ですね。


英単語のスペリングとシェークスピアの秘密

中学や高校のテストで、英単語の綴り間違いを指摘された経験はありますか?

文意が伝わっていても、綴り間違いで減点というのはよくあること。

しかしこのスペリング(spelling)、歴史的には大変いい加減なものであった可能性が高いのです。

Bill Bryson 著『Mother Tongue』によると、17世紀頃のイギリスでは一つの単語に対し様々な綴り字が混在していたようです。

例えば、現在の where に対しては、wher, whair, wair, wheare, were, whear などの文字が当てられていたとか。

人名についてもフレキシブルで、シェークスピア(Shakespeare)の名前の表記に関しては、Shagspeare, Shakspere, Shakestaffe など、何と80種類以上(!)の綴りの記録が見つかっているそうです。

なお現存するシェークスピアの自筆の署名は6つあり、その中で同じ綴りのものは一つもないとのこと。

またシェークスピアの遺言状にはシェークスピアの自筆の署名が2か所にあり、その一つは Shakspere であり、もう一つは Shakspeare なのだそうです。

ここまで来ると、英文のライティングでシソーラス(同義語辞書)を使って繰り返しを避けるように、同じ語でも様々な綴りを使うことが推奨されていたのかな?などと思ってしまいます。

なお上記の様々な「シェークスピア」の綴りのうち、シェークスピア自身が一度も使わなかったのが、現在のスタンダードである Shakespeare なのだとか。これもまた面白い話ですね。

言葉というのは何よりもまず話し言葉であり、綴りよりも音が優先されていたということなのでしょう。

中学や高校のテストでも、独創的な綴りを考案した生徒に加点するような考え方があれば面白いのですが、正書法がこれほど発達した現代ではもはや不可能なことだと思います。

おおらかな時代のおおらかな話なのかもしれません。

 

Mother Tongue: The Story of the English Language
Bill Bryson
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Xで始まる英単語

学生の頃、なんとなく好奇心から英和辞書の X や Z の欄をよく読んでいました。

辞書の小口(背表紙の逆の切断面)を見ると、これらの単語は数が非常に少ないことがわかります。

とりわけ X で始まる単語は、英語でもっとも数が少ないそうです。実際、中型の学習英和などでは、固有名詞を除くとほとんど数が残らないくらいです。

一例を見てみましょう。

Xanadu 桃源郷
xanthous 黄色い、黄色人種の
xenon キセノン
xenophobia 外国人恐怖症
Xhosa コサ族
x-ray x線、レントゲン写真
xylitol キシリトール、甘味料
xylophone 木琴

 
x-ray 以外はあまり馴染みのない単語かも知れません。xenophobia は以前のエントリーで紹介したことがあります。

[参考]iPhoneアプリ『ウィズダム英和・和英辞典2』で様々なphobiaを調べてみる | Fragments

英語では X が語頭に来ると[z]の発音になることが多いです。例えば xanthous はカタカナ表記をすると「ザンサス」です。

これらの単語を知っていても特に幸せになることはなさそうですが、一つだけちょっとした利点があります。

それは新しい辞書を購入する際、X の欄を見て単語の充実度を調べることができるということ。

数が多いから良い、数が少ないから悪いということではなく、どのあたりまでを網羅した辞書なのか、感覚的につかむことが目的です。

「この辞書は xenophobia はのっているが、xanthous はのっていない、なるほど」という具合。

また X の欄は普通に読んでいるだけでも思いがけない発見があるので、隙間時間にパラパラとめくってみるのもおもしろいと思います。


doubt に b が含まれている理由 − from TED-Ed

photo credit: HikingArtist.com via photopin cc

フィンランド語を勉強していて助かることの一つは、音と文字が1対1の対応であるということです。

kissa は「キッサ」と読みますし、poika は「ポイカ」と読みます。すなわち、ローマ字読みでほとんどの単語が読めてしまうということです。

しかし英語の場合はこうはいきません。take は「タケ」ではありませんし、son は「ソン」ではありません。

また rhythm や through に至っては、もはやローマ字読みをすることもできません。

これは学習者にとって不便なことではありますが、ときにはこんな英語の不規則性から思わぬ発見をすることもあるようです。

TED-Ed の動画「Why is there a “b” in doubt?」では、英単語の doubt になぜ b が含まれているのかを解説し、最後に doubt と double の意外な関係性へと、私たちを導いてくれます。

英語のスペルはなぜこんな不規則なんだ!と思ったことのある方は、ぜひご覧になってみてください。非常に奥深い世界がそこにあります。


Benefits of Learning Languages − from Kaplan International Colleges Blog

Kaplan International Colleges のブログで、Benefits of Learning Languages(言葉を学ぶメリット)というインフォグラフィックスを公開しています。

これがとても面白く、隅々まで読み込んでしまいました。

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このインフォグラフィックスでは、言葉を学ぶメリットを Love, Travel, Intelligence, Money の4つの要素に分けています。

例えば、こんな具合。

Love

63% of those surveyed have dated someone who speaks a different language.

(回答者の63%は、違う言語を話す人とデートをしたことがある。)

Travel

97% of those surveyed said that knowing another language makes traveling to other countries easier.

(回答者の97%は、言語を知っておくことで海外旅行が簡単になると述べた。)

Intelligence

95% of those surveyed think that learning a second language would improve their brain power.

(回答者の95%は、第二言語を学ぶことで脳の力が高まると考えている。)

Money

98% of those surveyed thought that learning a second language would help their career.

(回答者の98%は、第二言語を学ぶことで仕事に役立つと考えていた。)

非常にシンプルながら、説得力のある区分法だと思います。

おそらく外国語を学ぶ多くの人は、この中のどれか一つではなく、複数の要素を合わせ持っているのではないでしょうか。

英語を学ぶ人なら、ビジネス(Money)で使用するという主目的を持ちつつ、旅行先(Travel)で使ってみたいと考えている人も多いでしょう。

一方、これがフィンランド語のようなマイナーな言語になると、Money よりも、Travel の比率がぐっと高まりそうです。

そう考えると、言語ごとに各要素の比率がどう異なるのか調査してみると面白いかもしれません。

もし他の言語と比べて Love の比率や、Intelligence の比率が高い言語があるのだとしたら、それは何語なのか気になるところですね。


フィンランド語学習記 vol.57 − 人称変化と肯定/否定文

photo credit: Visit Finland via photopin cc

フィンランド語教室23週目のレポート後編です。

この日は新出の動詞を使って人称変化と肯定文/否定文の作り方を再確認しました。

まずは文を作るのに必要な人称代名詞をおさらいしましょう。

minä(私は)
sinä(あなたは)
hän(彼は/彼女は)
me(私たちは)
te(あなたたちは)
he(彼らは/彼女らは)

次にこれらの人称代名詞を使って、opiskella(勉強する)という動詞を人称変化させてみます。

[肯定形]

単数 複数
一人称 minä opiskelen me opiskelemme
二人称 sinä opiskelet te opiskelette
三人称 hän opiskelee he opiskelevat

 
[否定形]

単数 複数
一人称 minä en opiskele me emme opiskele
二人称 sinä et opiskele te ette opiskele
三人称 hän ei opiskele he eivät opiskele

 
続いて肯定文と否定文を、人称代名詞ごとのペアで見てみましょう。

Minä opiskelen suomea.(私はフィンランド語を勉強しています)
Minä en opiskele suomea.(私はフィンランド語を勉強していません)
Sinä opiskelet suomea.(あなたはフィンランド語を勉強しています)
Sinä et opiskele suomea.(あなたはフィンランド語を勉強していません)
Hän opiskelee suomea.(彼はフィンランド語を勉強しています)
Hän ei opiskele suomea.(彼はフィンランド語を勉強していません)
Me opiskelemme suomea.(私たちはフィンランド語を勉強しています)
Me emme opiskele suomea.(私たちはフィンランド語を勉強していません)
Te opiskelette suomea.(あなたたちはフィンランド語を勉強しています)
Te ette opiskele suomea.(あなたたちはフィンランド語を勉強していません)
He opiskelevat suomea.(彼らはフィンランド語を勉強しています)
He eivät opiskele suomea.(彼らはフィンランド語を勉強していません)

こうして並べてみると、それぞれの形が美しい法則に貫かれていることが見てとれます。ついつい見とれてしまいますね。

なお、フィンランド語の一人称(minä, me)、二人称(sinä, te)はしばしば省略されるとのこと。

主語が省略されても、動詞の形で主語がわかるから大丈夫ということらしいのですが、同じく主語がしばしば省略される日本語の動詞にはこのような人称変化はありません。

だとすると、日本語ではどのようにして主語(主体)を判断しているのでしょう?

母語ほど難しいものはないですね。


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