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fence-sitting

今日の東京は朝から雨模様。

ぼーっと窓の外を眺めながら、はちみつぱいの「塀の上で」という曲を聞いていました。

空は未だ群青色の朝

外はそぼ降る鈍色の雨

塀の上で 塀の上で

ぼくは雨に流れてみてただけさ

物憂い雨の日にはぴったりの曲だと思います。

さて、この「塀の上で」という言い回し、英語ではおもしろい意味になります。

sit[be]on the fence

日和(ひより)見る、どっちつかずである

「ウィズダム英和辞典 第3版」

つまりは塀の向こう側に行くのか、こちら側にとどまるのか、決められずに塀の上にとどまっているということなのでしょう。

例えば、仕事を辞めて留学するかどうか、起業するかどうか、など人生の大きな決断に迫られたとき、すぐに答えを出せないのなら、

I’m still on the fence!(まだ迷っているんだ。)

と言ってしまいましょう。

辞書にはこんな単語ものっています。

fence-sitter

日和(ひより)見主義者

「ウィズダム英和辞典 第3版」

fence-sitting

日和(ひより)見(をする)

「ウィズダム英和辞典 第3版」

こんな湿っぽい雨の日には、決断を先送りにして塀の上にとどまっていたいという気持ちもわからなくはありません。

これも英語のおもしろい表現ですね。

 
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途方もない大金持ち

お金持ちの人を表わす英単語として、最初に思い付くのはおそらくこちらの単語。

millionaire

  1. 百万長者
  2. (広義に)大金持ち、大富豪

「ランダムハウス英和大辞典 第2版」

million は「百万」の意味。

one million dollars = 約1億円

現代においては大富豪とまでは言えないのかもしれませんが、一般的には十分なお金持ちと言えるでしょう。

一方、もっと桁違いのお金持ちを表わすのはこちらの単語。

billionaire

億万長者

「ランダムハウス英和大辞典 第2版」

billion は「十億」の意味。

one billion dollars = 約1,000億円

経済誌『フォーブス』の世界長者番付(The World’s Billionaires)によると、現在世界には1826人の billionaire がいるのだそう。この数字にもびっくりしてしまいますね。

一方、もっともっと桁違いのお金持ちを表わすのはこちらの単語。

zillionaire

(話)途方もない大金持ち、億万長者

「ランダムハウス英和大辞典 第2版」

zillion は「途方もない数」の意味。

one zillion dollars = ???円

zillion はさきほどの million や billion と異なり、現実の数字を表す単語ではありません。

アルファベットの終点である z のイメージに重ねて「とんでもなく大きい数」という抽象的な意味を表す単語。

そこから派生した zillionaire はいったいどれくらいのお金を持っているのでしょう?

もしこれからの人生で出会うことがあったら、ぜひ聞いてみたいものです。

 
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The quick brown fox jumps over the lazy dog.

photo credit: Corsac Fox 7 via photopin (license)

photo credit: Corsac Fox 7 via photopin (license)

The quick brown fox jumps over the lazy dog.(すばしっこい茶色のキツネはのろまな犬を飛び越える。)

英文フォントのサンプルによく使われるこの文には、a から z までの全てのアルファベットが使われています。

つまりこの文を用いることによって、全てのアルファベットがそのフォントでどのように表示されるのかを確認できるようにしているということなんですね。

このような文はパングラム(pangram)と呼ばれています。

pangram

noun

A sentence containing every letter of the alphabet.

「British & World English – Oxford Dictionaries」

有名なパングラムはこの他にもありますが、このパングラムの優秀な点は、文をじっと眺めていると、人生の真実のようなものをついつい読み取ってしまいそうになるということでしょうか。

のろまな犬はすばしっこいキツネに負けてしまうのです。残念ながら。

このパングラム、フォントのサンプルとして使われる他に、タッチタイピングの練習にも用いられるのだそうです。

たしかに短い文で全ての文字を一通り打鍵できるというのは、タイピングの練習としては効果的なのでしょう。

それにしても、こういう文を考えられる人の頭の中はいったいどのようになっているのだろう?と思ってしまいます。

q, x, z あたりの文字をどのように使うかがポイントでしょうか?

「映画を見る」は英語で何と言う?

「映画を見る」は英語で see a movie。

。。。と思っていたのですが、この頃は watch a movie という言い方も増えているのだそう。

そもそも see と watch の違いとは何でしょう?

おおまかなイメージとしては、

see → 何かが自然と見える
watch → 何か動くものを見る

というような感じ。

この使い分けは、映画の場合、その映画をどこで見るのかということと深く関わってきます。

映画館の大きなスクリーンで映画を見るときには、その世界に包み込まれるような=そこで起こっていることが自然と見えるようなイメージになるので、see を用いるのが自然。

一方、テレビの画面で映画を見るときには、その小さな画像の中でちょこまかと動くものを見るというイメージになるため、watch を用いるのが自然ということに。

映画が登場した頃には「テレビで映画を見る」という選択肢はなかったので、おそらく see a movie という表現しか存在しなかったのだと思いますが、テレビやビデオ・DVDの普及とともに watch a movie という表現も市民権を得てきたのだと思います。

映画好きとしては、映画は watch よりも see というのが個人的な思いですが、これからの時代、この使い分けはどのように移り変わっていくでしょうか?

フィンランド語学習記 vol.298 − 複数語幹の作り方(3)

一昨日・昨日のエントリーで「複数語幹の作り方」を一通りまとめました。

フィンランド語学習記 vol.296 − 複数語幹の作り方(1)

フィンランド語学習記 vol.297 − 複数語幹の作り方(2)

今回はそこで扱うことができなかった例外的な変化について、触れておきたいと思います。

 

1)単数語幹を作る際、語尾の[-si]が[-te]に変化する単語

これまで複数語幹を作るときには「単数語幹の末尾に[i]を付ける」というのが通常の手順でした。

ただし単語によっては、この「単数語幹→複数語幹」という手順を踏むことができないものも存在します。

それは vesi(水)のように、単数語幹を作る際、語尾の[-si]が[-te]に変化する単語。

vesi(水)
[単数語幹]vete
[複数語幹]vesi

この場合は、単数語幹と複数語幹はつながりのない形になっています。

とはいえ、このパターンにおいては、辞書形がそのまま複数語幹になるので、改めて別の形を覚える必要はありません。

これは簡単なのか? 難しいのか? 判断に困ってしまいます。

 

2)omena

フィンランド語で「リンゴ」を意味する omena は複数語幹の形を二つ持っています。

omena(リンゴ)
[単数語幹]omena
[複数語幹]omenoi, omeni

こういった例外自体はおそらくどんな言語にもあるもの。

例えば、英語の複数形にも、

cactus(サボテン)
[複数]cacti, cactuses

のように二種類の複数形を持つ単語があります。

ただ少し気になるのは、なぜそれがリンゴなのだろう?ということ。そればかりは謎。

 

以上、今回は複数語幹を作る際に例外的な変化を伴うケースを二つ拾ってみました。

こういった例外というのは、外国語を学ぶ上でやっかいなものでもあり、同時におもしろいものでもあります。

せっかくなので、楽しみながら覚えることができたらよいですね。

フィンランド語学習記 vol.297 − 複数語幹の作り方(2)

15052901

前回のエントリーで取り上げた「複数語幹の作り方」の続きです。

フィンランド語学習記 vol.296 − 複数語幹の作り方(1)

まずは前回のおさらいから。

a)フィンランド語のさまざまな複数格変化は「複数語幹」をもとに作る。

b)複数語幹を作るには単数語幹の末尾に[i]を付ける。

talo
[単数語幹]talo
[複数語幹]taloi
c)ただし[i]を置くことによって直前の母音に変化が起こることがある。

これをもとに前回は複数の印[i]の前に来る母音が1つの場合を見ていきました。

1)[i]の前に来る母音が1つの場合(例、talo)
2)[i]の前に来る母音が2つの場合(例、maa)
今回は母音が2つの場合を見ていきます。

なお母音が2つというのは、正確に言うと長母音と二重母音の場合があります。

2ー1)[i]の前に来る母音が長母音のとき
2ー2)[i]の前に来る母音が二重母音のとき

 

2ー1)[i]の前に来る母音が長母音のとき

長母音というのは[aa][ee][ii][oo][uu][yy]のように同じ母音を伸ばす音。

[i]の前に来る母音が長母音のときには、その長母音は短くなります。

maa(国)
[単数語幹]maa
[複数語幹]mai

 

2ー2)[i]の前に来る母音が二重母音のとき

二重母音というのは[oi][ie]のように異なる母音の組み合わせ。

この場合は母音によって、変化が異なります。

2ー2ー1)二重母音が[Vi]のとき
2ー2ー2)二重母音が[ie][uo][yö]のとき
2ー2ー3)二重母音が[ea][eä]のとき
2ー2ー4)二重母音が[ia][iä][ua][yä]のとき

 

2ー2ー1)二重母音が[Vi]のとき

二重母音が[Vi]のときには、二文字目の[i]が消えます。(V はいずれかの母音)

voi(バター)
[単数語幹]voi
[複数語幹]voi

 

2ー2ー2)二重母音が[ie][uo][yö]のとき

二重母音が[ie][uo][yö]のときには、一文字目の[i][u][y]が消えます。

tie(道)
[単数語幹]tie
[複数語幹]tei

 

2ー2ー3)二重母音が[ea][eä]のとき

二重母音が[ea][eä]のときには、二文字目の[a/ä]が消えます。

vaikea(難しい)
[単数語幹]vaikea
[複数語幹]vaikei

ただし! 外来語のときには、二文字目の[a/ä]が[o/ö]に変わります。

idea(考え)
[単数語幹]idea
[複数語幹]ideoi

 

2ー2ー4)二重母音が[ia][iä][ua][yä]のとき

二重母音が[ia][iä][ua][yä]のときには、二文字目の[a/ä]が[o/ö]に変わります。

astia(食器)
[単数語幹]astia
[複数語幹]astioi

 

まとめ

以上、前回と今回のエントリーで複数語幹の作り方をまとめてみました。明日は複数語幹の例外的な形についてもう少しだけ触れてみます。

1)[i]の前に来る母音が1つの場合
 1ー1)[i]の前に来る母音が[u][y][o][ö]のとき
 1ー2)[i]の前に来る母音が[e]のとき
 1ー3)[i]の前に来る母音が[i]のとき
 1ー4)[i]の前に来る母音が[ä]のとき
 1ー5)[i]の前に来る母音が[a]のとき
  1ー5ー1)単語が二音節
   1ー5ー1ー1)単語の最初の母音が[u][o]のとき
   1ー5ー1ー2)単語の最初の母音が[u][o]以外のとき
  1ー5ー2)単語が三音節以上
2)[i]の前に来る母音が2つの場合
 2ー1)[i]の前に来る母音が長母音のとき
 2ー2)[i]の前に来る母音が二重母音のとき
  2ー2ー1)二重母音が[Vi]のとき
  2ー2ー2)二重母音が[ie][uo][yö]のとき
  2ー2ー3)二重母音が[ea][eä]のとき
  2ー2ー4)二重母音が[ia][iä][ua][yä]のとき
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