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疲れたり、悩んだりして眠れないときにオススメの本6冊

Domestic Kitten

仕事から家に帰ってきて「はあー、今日は疲れたわ」。

神経がささくれだっているので、とても眠れそうにない。

気が滅入っているのだけど、テレビは見たくないし、音楽も聴きたくない。

気分としては本が読みたいのだけど、小説やビジネス書は重すぎる。

さくっと読めて、ちょっとだけ気分を持ち上げてくれる本はないかな。。。って、そんな気分のときもありますよね。

そんなときにおすすめの本をご紹介。

 

『オレの宇宙はまだまだ遠い』益田ミリ著

32歳の書店員・土田くんの日常を切り取ったエッセイ風コミック。

益田さんの作品は、私たちの日常に潜んでいるささやかな心の動きをいつでも上手く掬い上げて「ああ、こういうことってあるよなあ」と思わせてくれます。

あまりにしみじみしすぎるとかえって眠れなくなったりもするのですが。

オレの宇宙はまだまだ遠い
益田 ミリ
講談社
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『自分へのごほうび』住吉美紀著

フリーアナウンサーの住吉美紀さんのエッセイ集。

日々の暮らしの中で、自分にエネルギーを与えてくれるものって実はたくさんあるはず。

今度の休日は自分にこんなプレゼントをあげてみよう、というヒントがたくさんつまっています。

実家のガレージの中で六歳の自分に出会う「六歳の少女」という一篇が印象に残りました。

自分へのごほうび (幻冬舎文庫)
住吉 美紀
幻冬舎 (2012-06-12)
売り上げランキング: 345,149

 

『那覇の市場で古本屋』宇田智子著

都内の大手書店を退職し、那覇の公設市場で古本屋を営む宇田さんのエッセイ集。

沖縄本の話から、店番をしているときのささやかなエピソードまで、派手な話題はないのですが、読んでいて「地に足をつけて生きるというのはこういうことなのかな」と思ったり。

ちょっと心がざわざわしてくる一冊。

那覇の市場で古本屋―ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々
宇田智子
ボーダーインク
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『にょっ記』穂村弘著

穂村さんの本職は歌人ですが、そのエッセイはもはや至芸の域。

この『にょっ記』は日記風のスーパーショートショート。

あとから思い出してくすっと笑ってしまうようなセンスのある小話ばかり。個人的には「清潔人」の話がツボでした。

続編の『にょにょっ記』も出ています。

にょっ記 (文春文庫)
にょっ記 (文春文庫)

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穂村 弘
文藝春秋
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『リリー・フランキーの人生相談』リリー フランキー著

タイトルのとおり、リリー・フランキーさんによる人生相談。週刊プレイボーイの連載をまとめたもの。

はちゃめちゃなようで、怖いくらいに核心を突いている。

それでもこの人に話を聞いてもらいたいと思わせるのは、リリーさんがどこまでも正直に自分をさらけ出しているからなのでしょう。

リリー・フランキーの人生相談
リリー フランキー
集英社
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『あやしい探検隊 北へ』椎名誠著

探検隊とは言っても、仲間とキャンプ道具一式を持っての離島巡り。

ありふれた旅の記録も椎名さんの筆にかかると、魅力的な珍道中に生まれ変わります。

とにかく一人一人のキャラクターが際立っていておもしろい。

探検隊シリーズの中ではこれが一番好きです。

あやしい探検隊 北へ (「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
クリーク・アンド・リバー社 (2014-01-29)
売り上げランキング: 5,103

 
以上、今回は「疲れたり、悩んだりして眠れないときにオススメの本6冊」を紹介してみました。

どれも、本の世界にすーっと入って行けて、気が付いたら少し気分が軽くなっている。そんな素敵な本ばかり。

しんどいときに、ぜひ手に取ってみてください。おすすめです!

世界の通貨記号とドル記号($)の謎

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アルファベットのSに縦線を一本引くとドル記号($)、Yに横線を二本引くと円記号(¥)になります。

世界の通貨記号には、このようにアルファベットに線を引いたものが数多くあります。

例えば、次の通貨記号はどこの国のものでしょう?

฿ Bに縦線一本
Cに縦線一本
Gに縦線一本
Kに横線一本
Nに横線二本
Pに横線二本
Tに斜線二本
Wに横線二本

 

??

??

??

正解はこちら。

国名 通貨名
฿ タイ バーツ
ガーナ セディ
パラグアイ グアラニー
ラオス キープ
ナイジェリア ナイラ
フィリピン ペソ
モンゴル トゥグルグ
韓国/北朝鮮 ウォン

 

こうして見ると、どれも通貨名の頭文字に線を入れたものになっています。

だとすると、ドル記号($)はなぜDではなくSなのでしょう?

(*なお通貨記号ではありませんが、Ðという文字はアイスランド語に存在するとのこと。)

これについては諸説あるようですが、有力な説は昔のアメリカで使われていたスペインの通貨ペソ(Peso)のPとSを重ね合わせたというもの。

しかしはっきりしたことはわかっていないようです。

$=ドルというのは当たり前になりすぎていて違和感はなかったのですが、他の通貨記号と比べてみたら不思議だということに改めて気付いたというお話でした。

フィンランド語学習記 vol.198 − 新しい辞書を買いなさい

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フィンランド語教室68週目のレポート。

この回は以前習った命令文の復習。

フィンランド語学習記 vol.169 − 命令文(二人称単数) | Fragments

フィンランド語学習記 vol.170 − 命令文(二人称複数) | Fragments

フィンランド語学習記 vol.171 − 命令文の目的語 | Fragments

久しぶりに命令文を扱ってみると、フィンランド語の命令文の難しさというのは目的語の形にあるということを再認識させられます。

Osta uusi sanakirja.(新しい辞書を買いなさい。)
*ostaa(買う)、uusi(新しい)、sanakirja(辞書)

この文において、目的語の uusi sanakirja は主格(辞書形)のままになっています。

「それなら、簡単じゃないか!」という声が聞こえてきそうですが、実はこれがなかなかの違和感。

というのも、これまでに習った範囲では、フィンランド語の目的語は必ず何らかの形に格変化させてきました。

Minä ostan uuden sanakirjan.(私は新しい辞書を買います。)
*ostaa(買う)、uusi(新しい)、sanakirja(辞書)

この文において、目的語の uuden sanakirjan は対格の形になっています。

[主格]uusi sanakirja
[対格]uuden sanakirjan

対格というのは「〜を」を意味するフィンランド語の格変化。

「〜を」を意味する格変化にはもう一つ分格もありますが、ここでは詳細は省略します。

[詳細はこちら]フィンランド語学習記 vol.112 − 目的語の格変化 | Fragments

いずれにしても、これまでは目的語の形として、おもに対格か分格を使ってきました。

主格(〜は) uusi sanakirja
対格(〜を) uuden sanakirjan
分格(〜を) uutta sanakirjaa

 

この使い分けがフィンランド語文法のポイントだった訳ですが、命令文になると目的語に主格を使うケースもあるということ。

もともと主格というのは「〜は」の形、対格と分格は「〜を」の形と覚えたので、目的語が主格になるというのは本末転倒のような気もします。

「言葉は理屈ではない」ということをひしひしと感じる項目なのでした。

口+書=?

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くにがまえ「口」の中に「書」を放り込んで、

この漢字はいったい何と読むでしょう?

??

??

??

正解は「としょかん」。

これは中国から伝わった漢字ではなく、日本で作られた和製漢字。

大正時代、日本にいた杜定友という中華民国の人によって作られたのだとか。

「図書館」と三文字も書くのは大変だから、一文字で表すことのできる漢字を作ろうじゃないか!という崇高な志(?)によって考案されたのだそうです。

もちろん、結局は普及しなかった訳ですが、今でも大きな漢和辞典には掲載されており、このようにブラウザで表示もできるというのはすごいこと。

実際、漢字の中には「それを一文字で表すか!」と驚くような文字も存在します。

  • 志(こころざし)
  • 糎(センチメートル)
  • 蔘(ちょうせんにんじん)

などなど。

せっかく漢字という素晴らしい表意システムを持っているのだから、例えば「よろしくお願いします」や「降り続く長雨に、日の光が恋しい季節ですが」を一文字で表す漢字があってもよいのではないでしょうか。

今では当たり前に使われている漢字も、最初は誰かが決めたはず。

A:えーと、もりは木がたくさんあるから「森」でいいよね。
B:安易だなあ。。。でも、考えるの面倒だし、もうそれでいいよ。

なんて会話があったのかもしれません。

wailer(お金を貰って涙を流す人)

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この世界には時に思いもよらないような職業があります。

Wailer(名詞)プロの会葬者、お金を貰って涙を流す人

『そして、僕はOEDを読んだ』P.268

先日のエントリーでも紹介した『そして、僕はOEDを読んだ』の中で、特に印象に残ったのがこの単語。

いったい誰が「お金を貰って涙を流す人」を必要とするのでしょう?

見栄っ張りの大富豪??

しかし少し調べてみると、かつて日本にも「泣き女」という職業が存在したのだとか。主に儀礼的な役割を担っていたようです。

英語圏の wailer がどのようなものだったのか、はっきりしたことはわかりませんが、一つ確かなのは「お金を貰って涙を流す人」がさまざまな場面で必要とされていたということ。

それというのも、

OEDでは、この wailer に加えて、black, keener, moirologist, mute, weeper が、「お葬式でお金を貰って涙を流す人」を意味するものとして掲載されている。

『そして、僕はOEDを読んだ』P.268

そんなにしてまで涙を流してほしい理由は何??と昔の人に聞いてみたくなります。

これは本当に謎。
 

そして、僕はOEDを読んだ
アモン・シェイ
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海を渡るために

14061501

You can’t cross the sea merely by standing and staring at the water.

(水を見つめて立っているだけでは、海は渡れない。)

− Rabindranath Tagore

ラビンドラナート・タゴール(Rabindranath Tagore)はインドの国民的詩人。1913年にはアジアで初となるノーベル文学賞を受賞しました。インド国歌「Jana Gana Mana」の作詞・作曲者でもあります。

「行動しなければ、望んだものを得ることはできない」と説く格言はたくさんありますが、その中でも特に印象深いのがこのフレーズ。

それでは海を渡るためにはいったいどうすればよいのでしょうか?

千里の道も一歩から。平地ならまずは一歩目を踏み出せばよいでしょう。

しかしこれが海となると、やみくもに進んでもすぐに溺れてしまうだけ。

まずは目的地を定め、そこまでの航海に耐えられる船を設計すること。

さらに必要な食糧を備蓄し、正確な海図も準備する必要があるでしょう。

そしてひとたび海に漕ぎ出せば、正しい方角に進んでいるか絶えず確認し、風雨にさらされながら粘り強く目的地を目指さなければなりません。

大切なのは周到な準備と最後までやり通す気力。

そんな風に考えていくと、含蓄に富んだ格言だなあと思うのですが、いかがでしょう?

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