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日々のこと

語学の目標設定をする際、ネイティブほどペラペラではない現実的なロールモデルがいるとよいという話

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英語であれ、フィンランド語であれ、新しい言葉を勉強するときに現実的な目標設定をするのは案外難しいものだなと思います。

語学というのは基本的に終わりのない勉強であり、どこまで行ってもこれで完璧ということはありません。

ある程度の年齢に達してから語学を始め、ネイティブスピーカーのようになることは非常に難しいと思いますが、それでもついそのようなイメージを持ってしまうことはあります。

そんなときに身の回りに一人でもよいので、ネイティブスピーカーのようにペラペラではないものの、その外国語できちんとコミュニケーションができる現実的なロールモデルが一人でもいると、とても心強いのではないでしょうか。

初心者なら中級者、中級者なら上級者、上級者ならニアネイティブの学習者と接する機会があれば、自分に何が足りないのかわかりますし、学習の励みになるでしょう。

語学クラスのような場にはある程度同じレベルの人が集まる訳ですが、時にはちょっとだけ背伸びをして自分の先を歩いている人と知り合いになれるような場を求めてみるのもよいのではないでしょうか。

日曜日の昼下がりにフィンランド語の文法書をめくりながら、ふとそんなことを考えました。

増える5円玉

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どうでもいい話をひとつ。

この頃、財布の中の5円玉が増え続けるという現象に見舞われています。

先日など、気が付いたら20枚近くもありました。

なぜこんなことになってしまうのか?

例えば、コンビニで220円を支払うとき、さりげなく5円玉を複数枚すべりこませればよいものを、それがなかなかできません。

どうしても生真面目に「100円玉2枚+10円玉2枚」あるいは1,000円札などで支払ってしまいます。

よって5円玉を使うチャンスは336円や448円を支払うときになる訳なのですが、この場合、支払いの際に慌ててしまい、つい50円玉を出してしまいます。

そのため5円玉はいっこうに減らず、財布の中に増え続けるばかり。

仕方がないので、先日鎌倉のお寺にいった際、あちこちの賽銭箱にひたすら5円玉を投げ続け、一時的に財布を軽くすることに成功。

とはいえ、これはあくまで対処療法でしかないので、抜本的な解決にはなっていません。

一つ不思議なのは、5円玉はずっと前から存在するのに、どうしてここ最近、急に増えるようになってしまったのかということ。

カウンセリングでも行ったら面白い解釈が聞けそうな気がするのですが、さすがに「5円玉が増えるんです」と相談に行くのは抵抗があります。

でも勇気を出して行ってみたら、思いもよらない深層心理に出会うことができるのかもしれません。。。気になります。

ブログ2周年。ありがとうございます!

photo credit: Alesa Dam via photopin cc

photo credit: Alesa Dam via photopin cc

本日でこのブログを開設してから、ちょうど2年になりました。

*1周年のときの記事はこちら。
ブログ1周年。ありがとうございます! | Fragments

どちらかと言うと、コツコツ続けるのは苦手な性格なのですが、どういうわけかこのブログだけは飽きることもなく続いています。

2013年の元旦から始めた連続更新も、数えてみたら本日で637日目。

ここまで来たら1,000日連続更新を達成してみよう!という気持ちになってきました。

昨年の誕生日同様、本日はそんな過去記事の中から、3つを選んで再度スポットを当ててみたいと思います。

 

単語学習に関する二つのポイント − 文脈と類義語

単語学習に関する二つのポイント − 文脈と類義語 | Fragments

こちらは2013年10月10日の記事。

最近こんなことを考えます。

(自分にとって)英語を話すときの脳内処理とフィンランド語を話すときの脳内処理は、そもそもどんな点において異なるのか?

それなりにぱっと口をついて出てくる英語に対して、出て来ないフィンランド語。

この差というのは知識量によるものなのか? それとも。。。

なんて考えていたところ、この記事で引用していた予測文法(expectancy grammar)というキーワードが目に止まりました。

言語知識にとって大事なのは、その前やあとにどのようなものがくるか、その情報なのです。言語を知っているということは、その言語の予測文法(expectancy grammar)を知っているということです。このことを考えれば、単語は文脈の中で覚えたほうが有意味学習になりますし、その後の応用もきくということがわかります。

『英語はもっと科学的に学習しよう』P.161-162

おそらく自分のフィンランド語に足りないものの一つは、この予測文法の知識なのだと再認識。

そしてこの予測文法を身に付けるための一番の方法は、やはりインプットの量を増やすことなのでしょう。
 

 

リスニング力アップのためにDVDで映画を観るとき、字幕表示はいったいどのように有効なのか?

リスニング力アップのためにDVDで映画を観るとき、字幕表示はいったいどのように有効なのか? | Fragments

こちらは2014年4月2日の記事。

先日のフィンランド旅行に行った際、スタジオジブリ作品のフィンランド語版DVDをおみやげに買ってきました。

フィンランド語学習の一環ではありますが、あまり肩肘張らずに楽しみながら見ています。

しかしそもそも、

  • よく知っているストーリーを、
  • フィンランド語の音声+字幕付きで、

観るというのは、語学において何の力に貢献しているのでしょう?

この記事ではこんな結論を出しています。

(前略)

すなわち全体的な「内容の理解度」を高めるには第一言語の字幕が勝りますが、語彙・文法など「形式の理解度」を高めるには第二言語の字幕が勝るという可能性もあるのでしょう。

ジブリ映画の場合、内容はすでに理解しているので、語彙・文法など「形式の理解度」を高めるためにフィンランド語の字幕を利用していると考えれば、理論的にも有効な学習ということになるのでしょう。

 

フィンランド語学習記 vol.231 − フィンランドに行ってみて「やられた!」と感じた二つのこと

フィンランド語学習記 vol.231 − フィンランドに行ってみて「やられた!」と感じた二つのこと | Fragments

こちらは比較的最近の2014年9月7日の記事。

自分にとってこの一年のハイライトは何といっても9月の第一週に行ったフィンランド旅行。

観光としてはしっかり楽しんできたのですが、ことばに関しては「むむっ」と思ったことも。

この記事で挙げた「やられた!」と感じた二つのことというのは次のとおり。

  • ぱっと口をついてフィンランド語が出て来ない!
  • フィンランドの人はみな英語がとても上手!

記事中いろいろと書いてはいますが、要は「悔しい!」というのがシンプルな本音。

しかしこの旅行は、これからどのように語学をすすめていったらよいのか、今後の方針を改めて考えるよいきっかけになりました。

次回フィンランドに行ったときには、あーやってこーやってみたいなイメージはあるのですが、どうなりますか。

以上、過去記事の中から3つを選んで紹介してみました。

今年も日々の語学の中から気付いたことを、このブログでシェアしていきたいと思います。

これからの一年もよろしくお願いいたします!

フィンランドの写真展に行ってきました

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きっかけは偶然でした。

昨日の夜「今年はやはりフィンランド映画祭はないのかな?」と思い、フィンランド大使館ホームページの「文化イベントガイド」をチェックしていたときのこと。

浅草橋で今日までフィンランドの写真展をやっているとの情報が。

リンクを辿って写真展の特設ページに行ってみると、つい一か月前のフィンランド旅行で泊まったヘルシンキ・ハカニエミの写真がトップにのっています。

早くも「懐かしい!」と思ってしまい、この日は予定もなかったので、出かけてみることにしました。

Photo Exibition -joskus, jonnekin-

この写真展は、tica さんという方が、2011〜13年に旅行で訪れたフィンランドの写真を展示しているというもの。

会場は浅草橋駅前のギャラリーで、1階の受付から4階の展示フロアまで階段を上って行きます。

やや息切れしつつ到着。

ヘルシンキの街角やスオメンリンナ島、カフェなどの写真を見て、一目いいなあと思ったのですが、なぜいいと思うのかすぐにわからなかったので、そのままぼーっと写真を眺めていました。

しばらくしてわかってきたのは、写真がとてもさりげなく自然体で撮影されているということ。

自分などは、この前フィンランドに行ったときに「あっ大聖堂だ!」とか「おっマーケット広場だ!」なんて感じでおのぼり感満載の観光写真を撮っていた訳なんですが、tica さんの写真は、例えるなら一定の間隔で自動的にシャッターが切られるカメラを提げて街を散歩してみましたというくらい気負いなく日常風景が切り取られています。

このさりげなさがかっこいい!

でもこんな風に見せるためには、逆に技術が必要なんだろうなと思ったり。

写真の技術的なことには全くの素人なので偉そうなことは言えないのですが、自分もこんな写真が撮ってみたい!と思わせてくれる素敵な写真展でした。

本当ならここで「ぜひお出かけください」と書きたいのですが、残念ながらこの写真展は本日で終了とのこと。

次回の開催を楽しみに待ちたいと思います。

Photo Exibition -joskus, jonnekin-

北鎌倉の円覚寺で土曜坐禅会に参加してきました

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珍しく土日休みの今週末。

湘南新宿ラインに乗って、北鎌倉の円覚寺へ。

前々から興味があった坐禅会に参加してきました。

円覚寺では毎週土曜日の13:20より、初心者を対象にした土曜坐禅会を実施しています。

*時間は2014年9月現在。詳細は円覚寺のホームページでご確認ください。

鎌倉は過去に何度も訪れていますが、賑やかで観光客も多い鎌倉駅周辺より、静かな北鎌倉が気に入っています。

円覚寺は北鎌倉駅から徒歩1分。駅を出ると、すぐに寺の総門が目に入ります。

初心者の方は10分前に来てくださいと案内にあったので、15分前くらいに会場の居士林(こじりん)に行ってみると、すでにかなりの人が並んでいました。

最終的な参加者はおよそ50〜60名くらいでしょうか。若い人から年輩の人まで、年齢層は幅広い感じ。

やがて定刻になり坐禅会スタート。

まずは住職さんが座り方の基本を説明してくれます。

坐禅というと、足の組み方を意識しがちですが、それよりも大切なことは、

  • 腰骨を立てること
  • ゆったりとした呼吸を意識すること

以上の二点なのだとか。

実際に座禅を始めてみると、自分の呼吸に意識を集中するのはなかなか難しく、つい余計なことを考えてしまいます。

人というのは、隙間時間ができると何かを考えずにはいられない生き物なのだということを改めて実感。

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また住職さんがおっしゃったこんな話が印象に残りました。

自分の体について一番よくわかっているのは自分自身である。よって体に不調があるときは、医師に意見を求める前に、自分の体の声をじっくりと聞いてみてはどうだろう。

心についても同様。何か解決したい問題があるときに、私たち現代人は本を読んだり、外部の情報を求めがち。それよりも自分の心の声をじっくりと聞いてみてはどうだろう。

たしかにせわしない日常の中で、自分の心の声を置き去りにしてしまっていることは多々あります。

坐禅という形式であれ、その他の形式であれ、そういった時間を取り戻したいと切に思いました。

最後に質疑応答の時間もあり、一時間の坐禅会は無事終了。

後半には、希望者のみ警策(木の棒)で叩いてくれたりもします。(痛くはありません!)

今回調べたところ、このような坐禅会を開いているお寺はあちこちにあるようです。

情報の洪水に疲れてしまった人や、自分を見つめ直すきっかけがほしいという人は、参加してみるとよいかもしれません。

フィンランド旅行記⑤ − 湖畔の街ハメーンリンナへ

9月1日から六日間フィンランドを旅行してきました。その5日目と最終日の記録です。

この日は日帰りで湖畔の街ハメーンリンナへ行ってみることにしました。

ヘルシンキ中央駅に行ってみると、ちょっと味気ないですが、自動券売機でチケットが買えるんですね。

11時6分ヘルシンキ発、12時9分ハメーンリンナ着のインターシティの切符が取れました。

(この時点ではわかっていませんでしたが、インターシティというのはフィンランドの主要都市間を結ぶ特急電車のこと。)

出発まで30分以上あるので、駅の構内をあちこち歩いてみます。

そこでふと思い出したのが、ここはアキ・カウリスマキ監督の映画『過去のない男』に出てきた場所だということ。

暴漢に襲われた主人公がふらふらの足取りで駅の構内に入ってくるシーンは、おそらくこのあたりで撮影されたのではないでしょうか。

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それはさておき、

出発10分前にホームに向かうと、何と二階建ての電車がホームに鎮座しています。

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しかも日本の二階建て新幹線(max)と比べると二階部分がずいぶん高い印象。

座席は全席指定で、自分は一階の方でした。新幹線のようにゆったりとしていて、快適な電車の旅になりそうです。

ほどなく電車はヘルシンキを出発。次第にフィンランドの農村風景の中に入って行きます。

またまたカウリスマキ監督の映画『白い花びら』を思い出しました。

すぐ後ろの席でお父さんと女の子がずーっと会話をしているので、何とか解読しようと試みたのですが、残念ながら単語の断片しかわからず。

しかし1時間以上の移動の最中、切れ目なく会話が続くなんて、本当に仲のよい親子ですね!

途中いくつかの駅に止まり、電車はお昼過ぎにハメーンリンナの駅に到着。

ヘルシンキと比べると小さな駅舎。

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地図を見る限り、ハメーンリンナの中心街は小さな範囲にまとまっています。

歩いて行くと、ほどなく湖が見えてきました。これぞフィンランド!という感じ。

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15分ほど歩いて中心部に到着。

ここにもヘルシンキ同様マーケット広場があります。

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コーヒーをいただいてから、すぐ近くにある作曲家ジャン・シベリウスの生家(Sibeliuksen Syntymäkoti)へ。

外観が地味過ぎて、最初は通り過ぎてしまいました。

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好き嫌いはさておき、シベリウスはフィンランドに興味がない人にも広く知られたフィンランド人の一人でしょう。

個人的には舘野泉さんのCDに収録されている「樹の組曲」というピアノ曲が好きです。

建物の中には、19世紀の暮らしぶりを想像できるよう、当時の家具や調度品を残してあります。

12歳のときのシベリウスの写真が残っているのですが、ものすごく利発そうな印象。

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その後、マーケット広場へ戻り、屋台でハンバーガーをいただきました。

ハンバーガーを食べていると、車いすのおじいさんが、

Japanilainen!(日本人!)

と話しかけてきたので、ちょっとだけフィンランド語の会話をすることができました。

いつの時代も旅行者の相手をしてくれるのは、お年寄りと子供なんですよね。

お昼の休憩をした後、ハメーンリンナの名所であるハメ城(Hämeenlinna)へ。

「ハメーンリンナ」という街の名前も「ハメ城」も、フィンランド語で表記すれば同じ Hämeenlinna。ハメーンリンナというのはハメ人の城という意味なんですね。

お城がある一帯は公園になっていて、子供たちがわいわいと遊んでいました。

お城が見えてきて、

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近づくとこんな感じ。

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三階建てのお城には、何十という部屋があり、全体はまるで迷宮のよう。

すごく細い廊下の先にまた別の部屋があったりして、探検をしているような気分になります。

*この時点でデジカメのバッテリーが切れたので、以降は iPhone のカメラで撮った写真になります。あー。

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お城を見学した後は、近くにある監獄博物館(Vankilamuseo)へ。

監獄博物館というのは、昔、監獄だった建物をそのまま博物館にしたもの。(ということは行ってから知ったのですが。。。)

入ってみると、リアルな監獄の世界がそこにあります。

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再現された独房を覗いていたら、何だか気持ち悪くなってきました。

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外へ出て一休みし、懲りずにさらに隣の軍事博物館(Museo Militaria)へ。

ここではフィンランドの過去の戦争に関する歴史を紹介するとともに、さまざまな兵器を陳列しています。

こんな大砲や、

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こんな大砲がずらっと。

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見学を終えて、フィンランドがロシアと国境を接しているということの重みをずっしりと感じました。この地続きの感覚というのは、日本人にはなかなか想像できないんですよね。

さてこのあたりで、ハメーンリンナの観光を終え、ヘルシンキへ戻ることに。

帰りの切符を購入したら、今度はインターシティではなく鈍行列車になりました。

一本遅らせてインターシティにすることもできたのですが、せっかくなので鈍行にも乗ってみることにしました。

鈍行とは言っても所要時間は20分増えるくらいのもの。

行きのインターシティと比べると、車内はかなり混み合っており、地元の人がたくさん乗っていました。

がやがやとフィンランド語が飛び交う雰囲気は、インターシティとはまた違いますね。

電車は18時頃にヘルシンキに到着。

今日もたくさん歩いたので、心地よい疲労感。ホテルに戻って、ビールを飲むことにしましょう。

 

そして翌日、

ついに今回の旅行も最終日になりました。

この日はもともと買い物をするための日として予定を開けていました。

ただホテルのチェックアウト時間を調べたところ、何と12時だったので、荷物をホテルに置いたままここへ行ってみることにしました。

ここです!

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映画『かもめ食堂』のロケに使われたこのお店は、実際には Kahvila Suomi というフィンランド料理を提供するカフェなのだとか。

でもまだ『かもめ食堂』のロゴが残っているんですね。映画のポスターも貼ってありました。

しかし残念ながらこの日は土曜日のためお休み。

名残惜しくヘルシンキの街を散歩した後、二泊お世話になった Glo Hotel Art をチェックアウト。

中心街であれこれ買い物をして荷物が膨らんだところで、適当なオープンテラスのバーに入って、旅の打ち上げをすることにしました。

ビールの銘柄がいろいろあって迷いますが、夏(kesä)という単語が入っている Kesähessu というビールを選択。夏の締めくくりの一杯です。

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さきほどアカデミア書店で買った本を読みながら、ビールを飲んでいたら酔いがぐるぐると回って、空に吸い込まれそうな気分になってきました。

そろそろ日本に帰りましょう。それでは、Nähdään!

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