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英語

Watergate, Russiagate

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アメリカのトランプ大統領が連邦捜査局(FBI)のコミー長官を解任したニュースが各媒体で大きく報じられています。

焦点はFBIが捜査をすすめている昨年のアメリカ大統領選挙へのロシアの介入疑惑。

場合によっては、今回の解任劇が第二のウォーターゲート事件(Watergate scandal)につながるのではないかと危惧されています。

Watergate

PROPER NOUN

A US political scandal in which an attempt in 1972 to bug the national headquarters of the Democratic Party (in the Watergate building in Washington DC) led to the resignation of President Nixon (1974).

Oxford Dictionaries

Watergate scandal は1972年のアメリカ民主党本部盗聴事件に端を発する一連の政治スキャンダル。結果として当時のニクソン大統領は辞任に追い込まれました。

この事件のインパクトがあまりに強かったせいか、Watergate の[-gate]はその後、疑惑やスキャンダルを意味する接尾辞として使われるようになります。

-gate

COMBINING FORM

In nouns denoting an actual or alleged scandal, especially one involving a cover-up.

‘Irangate’

Oxford Dictionaries

上記用例に出ている Irangate というのはレーガン大統領時代にイランへの兵器売却で得た利益をニカラグアの反共ゲリラの援助に使っていた事件とのこと。

Oxford English Dictionary(OED)によると、この[-gate]には場所の名前が付いたものと人や組織の名前が付いたものがあるそうです。

  1. The name of the place where such a scandal (allegedly) occurred, or that of a place in some way associated with the scandal, as Dallasgate, Hollywoodgate, Irangate, Koreagate, etc.
  2. The proper name, nickname, etc., of a person or organization implicated in the scandal, as Billygate, Floodgate, Totegate, etc.

Oxford English Dictionary

この分類によれば、さきほどの Irangate や Russiagate は「場所の名前+ gate」なので前者のグループに入ります。

あるいは後者の「人の名前+ gate」というパターンに沿って、これから Trumpgate のような表現が広まることもあるのでしょうか?

まずは今後の推移を見守りたいと思います。


「船」は英語で何と言う?

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ちょっと思い浮かべてもらいたいのですが、「船」は英語で何と言うでしょう?

何と初歩的な質問を。。。と思った人もいるかもしれません。

ちなみに私の第一感は ship。

しかし先日、次の記述を読んでびっくりしました。

boat 各種の船を指す最も一般的な語。小型から中型の船舶に用い、通例大型船舶には用いない。

ship 主に大型の客船・輸送船・軍用船のこと。

vessel 主に大型の船舶のこと。通例、改まった文脈で用いる。

「ウィズダム英和辞典 第3版」

船を指す最も一般的な語は boat?

boat と聞くと、どうしても公園の池に浮かんでいるような「ボート」を想像してしまいます。

しかしさきほどの記述によると英語の boat は中型の船舶にも用いるとのこと。

そういう意味では日本語の「ボート」というのは一種の和製英語なのかもしれません。

あとは「船」という単語から、いったいどのくらいの大きさの船を想像するかという問題もあります。

私の場合は200人くらい乗れるような船を想像してしまうのですが、ここでモーターボートのようなサイズを想像する人なら、「船→boat」というつながりも違和感無く受け入れられるのかもしれません。

ただ日本語には、小さい船を意味する「舟」という漢字もあります。

「舟」と「船」の違いを確認するため、Google 翻訳で「日本語→英語」に変換してみました。

boat
boat

 

何となく「舟→boat」「船→ship」という対応関係を予想していたのですが、結果は冒頭の辞書の記述と同じ。やはり船は boat なのでしょうか?

一応 boat と ship の違いも確認するため、Google 翻訳で「英語→日本語」にも変換してみました。

boat ボート
ship

 

ここでまさかのボート登場。そして ship は「船」になっています。

結局、船を指す最も一般的な語が boat なのだとしても、ship を日本語訳すれば「船」にならざるを得ないのもまた事実。

結論としては「100%の訳語というものはない」ということになるのでしょう。

 
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持っている人、持っていない人

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英語で「裕福な人々」は the rich、「貧しい人々」は the poor。

英語には「the+形容詞」だけで「the+形容詞+people」を意味するという用法があります。

この用法は一般的ですが、この前辞書を眺めていたら、あまり一般的ではなさそうな用法を見つけました。

the haves

people who have enough money and possessions

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

the have-nots

people who do not have money and possessions

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

the haves は「(富を)持っている人」、the have-nots は「(富を)持っていない人」の意味。

これらの単語はもちろん動詞の have がもとになっています。

動詞をもとに「◯◯する人」という名詞を作るときには[-er]を付けることが多いですが、ここではそのままの形で使っています。珍しい例ではないでしょうか。

それにしても the haves というのは、いったいどれくらいの富を持っている人を指しているのでしょう?

持っている、持っていないというのはあくまで主観なので、持っていると思えば持っている、持っていないと思えば持っていない。要は気の持ちよう、というのは言い過ぎでしょうか。


age group

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『アンカーコズミカ英和辞典』の age の項を読んでいたら、次のような記述が出ていました。

●age group(年齢はだいたいの目安)

infant(0〜1歳)

baby(0〜2歳)

child(0〜14, 5歳)

teenager(13〜19歳)

youth/adolescent(15, 6〜20歳)

adult(20歳以上)

middle-aged person(40〜65歳)

elderly person(65歳以上)

「いやいや、そんなにはっきりと区切れないでしょう」という突っ込みはあると思いますが、そこを敢えて言い切ってしまうのがこの辞書の魅力。

‘it depends’ ばかりでは学習者も単語のイメージをつかむことができません。

なお個人的にこの中で一番「えっ?」と思ったのは infant の定義。baby よりも下というイメージはなかったので、確認のため infant の項も引いてみました。

infant

  1. (おもに米)乳幼児(ラテン語の原義は「しゃべれない」で、歩いたり話せない生後1年以内の赤ん坊をさすが、一般的には2歳ぐらいまでをいう)
  2. (おもに英)幼児(通例7歳未満)

「アンカーコズミカ英和辞典」

なんとなく「infant=幼児」というイメージがあったのですが、アメリカ英語では乳児+αくらいのイメージなんですね。これは知りませんでした。

またさきほどのリストには child, middle-aged person, elderly person のように区切りについて意見が分かれそうな単語もあります。

そういえば日本でも最近、高齢者の定義を見直して75歳以上にすべきなんていう議論がありましたね。(あれは結局どうなったのでしょう?)

もちろん年齢だけで人を語ることは慎むべきですが、学習者にとってそれぞれの単語がどのくらいの年齢を指すのかというのは必要な知識。そういう意味ではこういう「言い切り」も時にはありなのかなと思います。

 

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penultimate

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ultimate

ADJECTIVE

Being or happening at the end of a process; final.

‘their ultimate aim was to force his resignation’

Oxford Dictionaries

ultimate は「究極の、最終的な」を意味する形容詞。

この ultimate には次のような派生語があるようです。

penultimate

ADJECTIVE

[attributive]Last but one in a series of things; second last.

‘the penultimate chapter of the book’

Oxford Dictionaries

penultimate は「最後から二番目の」を意味する形容詞。

よーく見ると ultimate に[pen-]という接頭辞(?)らしきものが付いた形になっています。

Oxford Dictionaries には次のような語源の説明が出ていました。

Origin

Late 17th century: from Latin paenultimus, from paene ‘almost’ + ultimus ‘last’, on the pattern of ultimate.

penultimate の[pen-]は almost を意味するラテン語 paene に由来するとのこと。

これは珍しい接頭辞だなと思ったので、もっと私たちに馴染みのある英単語に使われている例はないだろうか?と探してみたところ、一つ見つけることができました。

peninsula

Origin

Mid 16th century: from Latin paeninsula, from paene ‘almost’ + insula ‘island’.

そう「半島」を意味する peninsula です。

英語の peninsula はもともと almost+island という成り立ちなんですね。日本語の半島と発想は似ています。

この[pen-]を使った英単語、探してみたら他にもあるでしょうか?


No more Hiroshimas.

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例えば、アメリカで銃の乱射事件が起こったとき。

デモ行進のニュース映像などで、次のようなフレーズを見ることがあります。

No More Guns
No More Violence

この例のように no more の後ろが可算名詞なら複数形、不可算名詞なら単数形になるのが通常の英文法のルール。

ただひとつ注意しなければならないのが次のようなケースです。

参考 No more Hiroshimas!

「広島の惨劇は繰り返すな」という意味なので、Hiroshimas と複数形になることに注意。人名でも No more Hitlers. と言えば、「ヒットラーのような独裁者をもう出すな」ということになる。No more Hitler. のように単数形を置くと、「ヒットラー(個人)にはもううんざりだ」という意味になる。

「ロイヤル英文法」

地名としての Hiroshima はもちろん不可算名詞ですが、ここでは「広島のような都市」という一般名詞に転用されているため可算名詞になっています。

ただネット上で調べた限り、実際の用例においては No more Hiroshima. のように単数形になっているものもありました。

もしかしたら英語のネイティブであっても、このような使い分けに無頓着な人もいるのかもしれません。

ただここで考えなければいけないのは、自分がもし広島の人間だったらどのように感じるのかということ。

改めてじっくり想像してみると No more Hiroshima. というフレーズは、やはり No more Hiroshimas. に比べて、広島の人たちに自分たちが枠の外に置かれたような感覚を与えるのではないでしょうか。

そういう意味では、ことばを扱う人間として、たった一つの[-s]の使い方もおろそかにはできないなと思うのです。

 
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