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英語

英語の国名の形容詞を分類してみる

photo credit: coyote-agile via photopin cc

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英語で「スイス」は Switzerland。

Swiss という単語もありますが、こちらは「スイスの」という形容詞。

名詞 形容詞
スイス Switzerland Swiss

*Swiss は「スイス人」という名詞にもなります。

英語の国名の形容詞には、さまざまな語形のタイプがあります。

今回は語末の形によって、それらの単語を分類してみました。

 

1)-ish

名詞 形容詞
イングランド England English
アイルランド Ireland Irish
スペイン Spain Spanish
ポーランド Poland Polish
スウェーデン Sweden Swedish
フィンランド Finland Finnish
デンマーク Denmark Danish
トルコ Turkey Turkish

 

このタイプはヨーロッパの国に多いようです。

多くの形容詞はそのまま「〜人」という名詞にもなりますが、フィンランド人は Finn、デンマーク人は Dane となるので要注意。

 

2)-ese

名詞 形容詞
日本 Japan Japanese
中国 China Chinese
台湾 Taiwan Taiwanese
ベトナム Vietnam Vietnamese
ネパール Nepal Nepalese
ポルトガル Portugal Portuguese

 

このタイプはアジアの国に多いようです。

ポルトガルだけは、はるばるヨーロッパからこのグループに参加。

 

3)-an

名詞 形容詞
アメリカ America American
カナダ Canada Canadian
メキシコ Mexico Mexican
キューバ Cuba Cuban
ブラジル Brazil Brazilian
ドイツ Germany German
イタリア Italy Italian
ノルウェー Norway Norwegian
ロシア Russia Russian
モンゴル Mongolia Mongolian
韓国 Korea Korean
インド India Indian
マレーシア Malaysia Malaysian
インドネシア Indonesia Indonesian
オーストラリア Australia Australian

 

このタイプは南北アメリカ・アジア・ヨーロッパ・オセアニアとあらゆる地域にまたがっています。

おそらく最大勢力なのではないでしょうか。

 

4)-i

名詞 形容詞
イラク Iraq Iraqi
イスラエル Israel Israeli
オマーン Oman Omani

 

このタイプは中東にぽつぽつと。

イスラエルも単語の上では仲良しですね。

 

5)-ch

名詞 形容詞
フランス France French

 

ありそうでないのがこの形。

フランスと同じくくりにしてよいのかわかりませんが、もう一つの[-ch]はこちら。

名詞 形容詞
オランダ Netherlands Dutch

 

なおオランダには Holland という単語もあります。(正式な国名は The Netherlands)

 

6)-k

名詞 形容詞
ギリシャ Greece Greek

 

微妙なところで止まる感じ?

 

7)-ic

名詞 形容詞
アイスランド Iceland Icelandic

 

調べる前にどんな形になるのかな?と考えてみたものの思い付かず。そう来たかーという感じです。

さきほどの Greek と仲間にしてもよいのかもしれません。

 

8)-ine

名詞 形容詞
アルゼンチン Argentina Argentine
フィリピン Philippines Philippine

 

小文字で argentine と書くと「銀の、銀白の」という意味の形容詞になります。

 

9)-iot

名詞 形容詞
キプロス Cyprus Cypriot

 

一度くらい行ってみたいですねー、キプロス。

 

10)-in

名詞 形容詞
モンテネグロ Montenegro Montenegrin

 

一度くらい行ってみたいですねー、モンテネグロ。

 

11)そのまま

名詞 形容詞
チェコ Czech Czech
ニュージーランド New Zealand New Zealand

 

そのままが許されるなら、他もそのままでいいじゃないか!という意見も出そうなところ。

それにしても Iceland は Icelandic になるのに、New Zealand は New Zealand のままなのはなぜでしょう?

 

12)ぐっと短くなる

名詞 形容詞
タイ Thailand Thai
スイス Switzerland Swiss

 

ここでようやく冒頭に挙げたスイスが登場。短くなるのは嫌いではありません。

この他、中央アジア・南アジアの「何とかスタン」の国々もこの仲間。

名詞 形容詞
アフガニスタン Afghanistan Afghan
カザフスタン Kazakhstan Kazakh
ウズベキスタン Uzbekistan Uzbek
トルクメニスタン Turkmenistan Turkmen
キルギス Kyrgyz(Kyrgyzstan) Kyrgyz

 

ただし Pakistan(パキスタン)だけは Paki ではなく、Pakistani となります。(グループ4の中東国の仲間に)

*キルギスは1993年に国名を Kyrgyzstan から Kyrgyz Republic に変更しています。(通称としてはまだ Kyrgyzstan も使えるとのこと。)

以上、今回は英語の国名の形容詞を語末の形によって分類してみました。

日本語ならすべて「〜の」で済んでしまうのに、このバラエティーはすごいですね。

探検するにはなかなか面白い世界です。

[q]の後に[u]以外の文字が来る英単語は存在するか?

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Qで始まる英単語をいくつか挙げてみましょう。

  • quality(質)
  • quarter(4分の1)
  • queen(女王)
  • question(質問)
  • queue(列)
  • quick(すばやい)
  • quiet(静かな)
  • quit(やめる)
  • quiz(クイズ)
  • quote(引用)

一見してわかるのは[q]の後には必ず[u]が来るということ。

これは単語の中程に[q]が来る場合も同じ。

  • aqua(水)
  • frequent(たびたびの)
  • liquor(酒)
  • squeeze(しぼる)
  • tranquil(静かな)

それでは[q]の後に[u]以外の文字が来る英単語は存在しないのでしょうか?

結論から言えば存在します。

その一つは外来語。

  • Qatar(カタール)
  • qanat(カナート=地下水路)

アラビア語起源の単語には[q]を使うものが多く、その多くは[q→u]という英語のルールに縛られていません。

もう一つは省略形。

  • Qantas(カンタス)

カンタス航空はオーストラリアのフラッグ・キャリア。Qantas の綴りは「Queensland and Northern Territory Aerial Services」を略したもの。

それでは外来語と省略形のほかに、[q]の後に[u]以外の文字が来る英単語は存在しないのでしょうか?

探してみると一つだけ発見しました。それがこちら。

qwerty

[usually before noun](of a keyboard on a computer or typewriter)with the keys arranged in the usual way with Q, W, E, R, T and Y on the left of the top row of letters

『Oxford Advanced Learner’s Dictionary』

qwerty(クワーティ)というのはキーボードの一般的な配列のこと。

PCからこのブログを見てくださっている方がいたら、お手元のキーボードの左上を見ていただくと[q, w, e, r, t, y]と並んでいるのがわかると思います。

今のところ「外来語でも省略形でもなく[q]の後に[u]以外の文字が来る英単語」というカテゴリーに当てはまる単語はこの一つしか見つけられませんでした。

もし他の単語をご存知の方がいたら、ぜひお知らせください!

ぜんまい仕掛けのように

photo credit: John C Williams via photopin cc

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普段、フィンランド語の単語の意味を調べるときには、「フィン・日辞書」と「フィン・英辞書」を併用しています。

最近はどちらかというと「フィン・日辞書」を使うことが多いのですが、たまに「フィン・英辞書」を使うと思いがけない発見をすることも。

先日、フィンランド語のテキストを読んでいて sujuvasti という単語の意味がわからなかったので「フィン・英辞書」を引いてみました。

するとシンプルにこんな記述が。

sujuvasti

like clockwork

??

clockwork は「ぜんまい仕掛け、時計仕掛け」という意味。

スタンリー・キューブリック監督の『A Clockwork Orange』という映画もありました。

しかし「like clockwork=ぜんまい仕掛けのよう」とはどういうことでしょう?

意味がわからなかったので、さらに英和辞書を引いてみました。

like clockwork

規則正しく、正確に;スムーズに、すらすらと

『ジーニアス英和大辞典』

like clockwork で fluently, smoothly の意味になるんですね。

clockwork にこんな使い方があったとは知りませんでした。

これはほんの一例ですが、「フィン・英辞書」を使っていると、時々このように思いがけない表現に出会うことも。

こんなときには、何だかちょっとだけ得をした気分になります。

群青

photo credit: kern.justin via photopin cc

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子どもの頃使っていた色鉛筆やクレヨンの中では「ぐんじょういろ」がお気に入りでした。

普通の青よりも、どこか力強さを感じていたのだと思います。

ぐんじょう【群青】

①岩群青(いわぐんじょう)の略。

②(ultramarine)青金石(lazurite)という鉱物から作る青色の顔料。ラピス−ラズリ(lapis lazuli)とも呼び、古来アフガニスタン産のものが有名。18世紀にヨーロッパで、粘土・炭酸ナトリウム・木炭・石英・硫黄の混合物を加熱して、天然産と同じものをつくった。現在はこの人造石(ウルトラマリン−ブルー)を主に使用。

『広辞苑 第五版』

青が群れると書いて群青(ぐんじょう)。

群青というのはもともと天然の顔料の名前なんですね。

また語義の中に ultramarine と lapis lazuli という二つの英単語が出てきました。

どこか神秘的なこれらの単語の由来を見てみましょう。

ultramarine (n.)

1590s, “blue pigment made from lapis lazuli,” from Medieval Latin ultramarinus, literally “beyond the sea,” from ultra- “beyond” + marinus “of the sea” (see marine (adj.)). Said to be so called because the mineral was imported from Asia.

『Online Etymology Dictionary』

ultramarine は beyond the sea「海を越えて」の意味。ラテン語に由来しています。

海を越えてやってくる貴重な顔料だったということなのでしょう。

lapis lazuli (n.)

early 15c., from Middle Latin lapis lazuli, literally “stone of azure,” from Latin lapis “stone” + Medieval Latin lazuli, genitive of lazulum, from Arabic lazuward

『Online Etymology Dictionary』

lapis lazuli は stone of azure「空色の石」の意味。こちらもラテン語に由来しています。

空色の石を最初に見つけた人はきっと感動したことでしょう。

なお厳密には、lapis lazuli というのは天然の鉱石の名前、ultramarine というのはそこから造られる顔料の名前なのだとか。

しかし ultramarine の訳語には「群青色」、lapis lazuli の訳語には「瑠璃色」という別の色名が当てられることも。

ぐんじょういろ【群青色】

群青のような鮮麗な藍青色

 

るりいろ【瑠璃色】

①紫色を帯びた紺色

②襲(かさね)の色目。浅葱(あさぎ)色の異称。

『広辞苑 第五版』

この二つの色はなかなか見分けるのが難しいですが、日本工業規格の「JIS慣用色名」では次のようなカラーコードが指定されています。

群青色 000000000000

 

瑠璃色 000000000000

 

瑠璃色の方が少し淡いのかなという印象がありますね。

冒頭の話に戻ると、子どもの頃使っていた色鉛筆やクレヨンに「るりいろ」があったのかどうかはまったく思い出せません。

あったのかもしれないし、なかったのかもしれない。

今となってはすっかり忘却の彼方になってしまいました。

もったいないの英訳は? − ことばとコトバの境界線

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もったいない【勿体ない】

1. 神仏・貴人などに対して不都合である。不届きである。

2. 過分のことで畏れ多い。かたじけない。ありがたい。

3. そのものの値打ちが生かされず無駄になるのが惜しい。

『広辞苑 第五版』

いかにも日本的な価値観の一つである「もったいない」。

英語でこれに近い単語はあるのかな?と思い、Google 翻訳で英訳してみました。

もったいない → Too good

たしかに!

ただしこれはさきほどの広辞苑の語義で言うと2番の意味。

一般的に「もったいない」という単語から思い浮かべるのは「まだ食べられるお弁当を捨てるなんてもったいない」のような3番の意味ではないでしょうか。

こちらの意味に近い英単語には wasteful があります。

しかし wasteful という単語からは「もったいない」が内包するさまざまなイメージがこぼれ落ちてしまっているような気がしませんか。

この「もったいない」のように日本語には英語に訳すのが難しい形容詞がたくさんあります。

そのいくつかを拾ってみました。

 

おんきせがましい【恩着せがましい】

恩に着せて相手に感謝を強いるさまである。

『広辞苑 第五版』

Google 翻訳で英訳すると、

恩着せがましい → Condescending

condescend は「へりくだる、恩着せがましくする」という意味の動詞。

これはなかなかぴったりの英単語かもしれません。

 

ちゃんちゃらおかしい

非常に滑稽だ。笑止千万である。

『広辞苑 第五版』

Google 翻訳で英訳すると、

ちゃんちゃらおかしい → Chancharaokashii

これはさすがの Google 翻訳も変換できず。強いて挙げるなら ridiculous でしょうか?

 

なみだぐましい【涙ぐましい】

ひとりでに涙が出てくる感じがする。涙をもよおしがちである。

涙が出るほど感心である。また、哀切なさまである。

『広辞苑 第五版』

Google 翻訳で英訳すると、

涙ぐましい → Touching

touching は「感動的な」という意味の形容詞。

涙ぐましいの同情的なニュアンスはあまり伝わっていないような気も。

 

ふがいない【腑甲斐無い】

いくじがない。気概・気力に欠けている。

『広辞苑 第五版』

Google 翻訳で英訳すると、

ふがいない → Shiftless

shiftless の shift はもともと「工夫」の意味。そこから「怠惰で、やる気がない」の意味になりました。

これはなるほどなーという英訳ですね。

 

めまぐるしい【目まぐるしい】

目の前をいろいろなものが次から次へと通りすぎて、目のまわるような感じである。

『広辞苑 第五版』

Google 翻訳で英訳すると、

目まぐるしい → Hectic

hectic は「たいへん忙しい」という意味の形容詞。

細かいことを言えば、目まぐるしいというのは、ものごとの動きが速いということであり、そのことによって忙しくなるかならないかはまた別の話とも思いますが、どうでしょうか。

 

以上、これはなかなか英語に訳せないのでは?と感じた日本語の形容詞を集めて、英語に変換してみました。

さすがに訳し切れないものもありましたが、全体的には上手い訳をひねり出してくるなあという印象。

結局のところこのような事例から、あらゆる言語は翻訳可能と言うこともできるし、翻訳不可能と言うこともできます。

どちらの立場をとっても、一つの解釈に過ぎないのではないでしょうか。

in the station と at the station の違いとは?

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「今、駅にいる」と言いたいとき、in the station なのか、at the station なのか迷ってしまうことはありませんか?

言い方としてはどちらもあるのですが、駅という場所の捉え方がそれぞれ微妙に異なっています。

今回はその違いを整理してみましょう。

 

in the station

in は「〜の中に」の意味。

つまり、in the station は「駅という建物とその中にいる自分」というイメージ。

 

photo credit: paul bica via photopin cc

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ホームにいるのか、カフェにいるのか、土産物屋にいるのかはわかりませんが、駅の構内にいることは確かでしょう。

 

at the station

at は「〜の地点に」の意味。

つまり、at the station は「駅という場所を一つの点として捉え、そのあたりにいる自分」というイメージ。

改札口にいるのかもしれませんし、あるいは駅前の通りで待っているのかもしれません。

例えば、東京駅で待ち合わせをしていて、早く着いたので、八重洲ブックセンターで本を見ていたとします。

待ち合わせの相手から「I’m in the station.」というメールが届いたら「八重洲口に出てきて」、「I’m at the station.」というメールが届いたら「駅のどこにいるの?」と聞いてみたい気がします。

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