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英語

「手紙を書く」の書き方

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まずは英作文から。

「昨日ジェームズに手紙を書いた」という日本語を英語に直してみましょう。

まず思い付くのは次のような文でしょうか。

I wrote a letter to James yesterday.

to の代わりに for を使ってしまうと、意味が変わってしまうので要注意。

I wrote a letter for James yesterday.(私は昨日ジェームズのために手紙を代筆しました。)

ジェームズの代わりに、彼/彼女などの代名詞を使うときには、次のような形も。

I wrote him a letter yesterday.

この形で James を使うのはやや不自然。

△ I  wrote James a letter yesterday.

また次のように手紙を明示しない言い方もあります。

[英]I wrote to James yesterday.(私は昨日ジェームズに手紙を書きました。)
[米]I wrote James yesterday.(私は昨日ジェームズに手紙を書きました。)

これはノンネイティブにとっては、ややひっかかりのある表現かもしれません。

大抵の辞書を引くと「write+人」「write to+人」の形で、人に手紙を書くという意味になると書いてあります。

しかし「人に書くもの」の主役は、この10年で手紙からメールに変わりました。

それに伴い write という基本動詞が内包するイメージも水面下で少しずつ移り変わっているということはないでしょうか。

もしかしたら、10年後には次のような用法が主流になっているかもしれません。

[英]I wrote to James yesterday.(私は昨日ジェームズにメールを送りました。)
[米]I wrote James yesterday.(私は昨日ジェームズにメールを送りました。)

あるいはメールは衰退し、SNSに近い全く別のツールが主流になっている可能性もあります。

いずれにしても「I wrote (to) James.」という文から「手紙」を想像するには、手紙というものが私たちの日常生活から遠く離れてしまったと感じるのは私だけでしょうか?

eighth はどう発音する?

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基数 序数
1 one first
2 two second
3 three third
4 four fourth
5 five fifth
6 six sixth
7 seven seventh
8 eight eighth
9 nine ninth
10 ten tenth

 

英語で「8」は eight、「8番目の」は eighth。

この eighth という単語。ぱっと見たときに何と発音するのか迷いませんか?

エイトゥフ? エイス? エイトゥス?

例えば『ウィズダム英和辞典』には次のような発音記号がのっています。

[éɪtθ]、(米)[éɪθ]

(それがよいかどうかの議論はさておき)カタカナで発音をのせている辞書の中には「エイトゥス」というカナを振っているものもありますが、実際の発音を聞いてみると「エイツ」に近い感じ。


*Wiktionary「eighth」より

ただしアメリカ式の「エイス」もかなり広まっているようです。

こちらのサイトで音のバリエーションを確認することができます。

この単語、本来なら、

eight +[-th]= eightth

となるところ、重なった[t]が一つ落ちて eighth というスペルになっています。

そのこと自体は自然なようにも思えますが、なぜか発音記号だけは eight+th のままなんですね。

英語というのはもともと綴り字と発音の整合性がある言語ではありませんが、それでも何だか不思議な感じ。

 

eighth vs eights

ところで、eight や eighth には複数形も存在します。

基数 序数
単数 eight eighth
複数 eights eighths

 

さきほどの eighth を「エイツ」と表記してしまうと、eights と同じ音になってしまいますが、それぞれの発音記号は異なります。

eighth[éɪtθ]
eights[éɪts]

しかし実際の発音を聞いてみても、あまり違いが感じられません。[θ]の音を聞けていないだけなのかもしれませんが。

またさきほどのサイトでは eighth の複数形 eighths の発音も聞くことができます。

こちらの発音記号は[éɪtθs]となるはずですが、音が詰まっているせいか、「エイツ」にしか聞こえません。

eighths なんて、どんなときに使われるの?と思った方もいるかもしれませんが、例えばこんな時に。

five eighths(8分の5)

そういえば昔、8分の5チップというポテトチップスがありましたが、いつの間にかなくなってしまいました。

。。。と、どうでもよい話で、本日のエントリーはおしまい。

mood と feeling の違いとは?

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In the Mood (1939) − Glenn Miller

 
I’ve Got a Feeling (1970) − The Beatles

感情を表す二つの英単語 mood と feeling の違いとは何でしょう?

例えば次の文。

She’s in a good mood.(彼女は上機嫌だ。)
I have a good feeling about her.(私は彼女に好感を持っている。)

どちらも感情という掴みどころのない概念を扱っているのは同じですが、それぞれ微妙に違う角度からそれを捉えようとしているような気がします。

辞書にはこんな説明がありました。

feeling

主観的な感情・感覚・感興を表す。

mood

一時的な気分を表す。

『ウィズダム英和辞典 第3版』

そう言われてみれば納得の説明。

good mood は明日にも bad mood に変わる可能性がありますし、mood という単語そのものの中に不安定さを内包している感じ。

一方、feeling も感情である以上、明日にも bad feeling に変わる可能性がありますが、どちらかというと変わらないことを信じている/信じたいというような気持ちを内包しているような気がします。

このあたりの相違は、人間の感情の奥深さを表していると言ったら言い過ぎでしょうか?

「素数」は英語で何と言う?

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そすう【素数】

1およびその数自身のほかに約数を有しない正の整数。普通は1を除いた、2、3、5、7、11など。無限に存在する。

『広辞苑 第五版』

2 3 5 7
11 13 17 19
23 29
31 37
41 43 47
53 59
61 67
71 73 79
83 89
97

 

素数の並びというのは、本当に不思議。

素人にわかるはずもないのですが、ついつい規則性を探したくなってしまいます。

そんな「素数」は英語で prime number。

思えば、小学校の算数では「分数」や「小数」など、さまざまな「○数」を習いましたが、英語で何と言うのかは意外に知らないもの。

そこで今回はそのあたりの表現を調べてみました。

1 分数 fraction
2 小数 decimal
3 整数 integer
4 奇数 odd number
5 偶数 even number
6 約数 devisor/factor
7 倍数 multiple

 

「分数」は fraction、「小数」は decimal と言うんですね。

「約数」の devisor、「倍数」の multiple はなるほどという感じ。

ちなみに「最小公倍数」は least common multiple(L.C.M.)、「最大公約数」は greatest common devisor(G.C.D.)と言うのだとか。

数学をやっている人にとっては当たり前なのかもしれませんが、文系畑の人間にとってはなかなか新鮮な表現が並んでいます。

こんな表現を拾ってみるのも、語学のちょっとした楽しみなのではないでしょうか。

『Little Women』の日本語訳は?− Google 翻訳の手法

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いつもお世話になっている Google 翻訳では「統計的機械翻訳」という手法を採用しています。

翻訳に関するルールを人間側が設定するのではなく、既存の文章(原文+訳文)をデータベースとして、Google 翻訳自身がルールを生成していくという仕組み。

もう少し詳細が知りたい方は、こちらの動画を見てみてください。(下のメニューバーから日本語字幕を表示できます。)

この仕組みのおもしろい点の一つは、小説のタイトルなどの固有名も正確に訳してしまうこと。

例えば、ルイーザ・メイ・オルコットの小説のタイトル『Little Women』を日本語に訳すと、きちんと『若草物語』と変換されました。

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従来の機械翻訳なら、ここは『小さな女性たち』のように変換されるところでしょう。

しかし Google 翻訳は、膨大なデータベースの中から日本の一般的な訳題『若草物語』を導き出します。

これはなかなかすごいことですよね。

精度測定のため、他の作品もいくつか試してみました。

 

Tender Is the Night(邦題:夜はやさし)フランシス・スコット・フィッツジェラルド(1934)

<変換結果>
Tender Is the Night → 夜はやさし

「夜はやさしい」などと変換されてもよさそうなものですが、きちんと「やさし」で止まっています。

 

The World According to Garp(邦題:ガープの世界)ジョン・アーヴィング(1978)

<変換結果>
The World According to Garp → ガープの世界

こちらも「ガープによる世界」などと変換されてもよさそうなものですが、きちんと「ガープの」になっています。

 

Never Let Me Go(邦題:わたしを離さないで)カズオ・イシグロ(2005)

<変換結果>
Never Let Me Go → わたしを離さないでください

さすがにここまで最近の作品になると、表記にゆらぎが見られます。

このゆらぎがなくなり、表記が固定されたら真の古典になる、と言ったら言い過ぎでしょうか?

ある意味、非常に客観的な指標であることは確かでしょう。

いずれにしても『わたしを離さないで』は、いつの日か古典になるであろう傑作なので未読の方はぜひ。

 

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どういたしまして − You are welcome の代用表現

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ある春の一日、あなたは道に迷っていた外国の人に声をかけられたので、目的地への行き方を丁寧に教えてあげました。

最後に力強く「Thank you!」とお礼を言われたら、何と答えますか?

一般的な日本人なら、すぐに思い付くのはおそらく「You are welcome.」かもしれません。

しかし実際には、これ以外にもさまざまな応答ができるはず。

今回のエントリーでは、そのあたりの表現を集めてみました。

 

Anytime.(いつでもどうぞ)

「困ったらいつでも」というのは、懐の深い表現ですね!

ま、道を尋ねられた人に再会する可能性は限りなく低いですが。。。

 

Don’t mention it.(礼はいいよ。)

「そのことには触れないでおいてくれ」なんて、よくよく考えると映画の決め台詞のようでもありますね。

 

My pleasure./It’s my pleasure.(喜んで。)

メジャーな表現ですが、あまり自分では使ったことがありません。さらっと言えたらかっこいいですよね。

 

No problem.(問題ない。)

problem は[r]→[l]という順に文字が並ぶので発音が難しい。。。

これはかなりカジュアルな表現なので、使う相手に注意しましょう。

 

No worries.(心配ない。)

これはオーストラリアでよく使われている表現。

自分はオーストラリアに長くいたので、今でも英語を使う際には、ついつい No worries. が出てくることも。

偶然、相手が Aussie だった場合は共感度が高いです。(確率は低いですが。)

 

Not at all.(とんでもない。)

これはややフォーマルな表現。あえて丁寧さを演出したいときに使ってみるのはどうでしょうか?

 

以上、今回は You are welcome. の代用表現をいくつか紹介してみました。

A: Thank you.
B: You are welcome.

のように、定型になりがちな会話に、違ったフレーズをポンと放り込んでみるのは楽しいですし、表現力のアップにもつながると思います。

気に入った表現があったら、ぜひ使ってみてください。

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