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英語

「喉から手が出る」は英語で何と言う?

18051201

Google 翻訳の精度は近年飛躍的に高まっています。

とはいえ、もちろん100%正確というわけにはいかず、時には笑ってしまうような訳に出会うことも。

例えば、日本語のこんな慣用句。

喉から手が出る 句

ほしくて、がまんができないようす。

「ーほどほしい・ほしくて喉から手が出そうだ」

「三省堂国語辞典 第七版」

上記の例文をそのまま Google 翻訳に入れてみると、

喉から手が出るほどほしい。
→ I want a hand out from his throat.
(直訳:私は彼の喉から手を取り出したい。)

なぜ彼の喉(his throat)になってしまったのでしょう?

ほしくて喉から手が出そうだ。
→ I want to get out of my throat because I want it.
(直訳:私は喉から外に出たい、なぜならそれがほしいから。)

わからなくはないのですが、、、微妙に内容がずれています。

と、このように機械翻訳のおかしな点を挙げてしまいましたが、日頃 Google 翻訳の精度の高さに驚嘆している身としては、Google 翻訳にもまだこんなおちゃめな一面があったのかと知ってほっとするような気持ちもあります。

では Google 翻訳にも扱いきれない「喉から手が出る」はどのように訳したらいいのでしょう?

こういう場合は案外アナログな辞書が役に立ちます。手元の和英辞書には次のような文が出ていました。

喉から手が出る

▶のどから手が出るほどそのオルゴールが欲しい

I want the music box so badly.(badly は want を強める。「非常に」の意)

「ウィズダム和英辞典 第2版」

「喉から手が出る」を逐語的に訳すのではなく、このように別の英語らしい表現に置き換えるというのは一つの解決方法。

ただその場合、「喉から手が出る」という表現が持つ手触りは失われてしまいます。

よって Google 翻訳には、I want a hand out from his throat. / I want to get out of my throat because I want it. のような珍妙な訳と意訳の I want the music box so badly. の間に着地点を見つけるようなクリエイティブな仕事を期待しています。

 
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wether

18051101

Macmillan Dictionary Blog にオンライン辞書の検索に関するこんな記事が出ていました。

One of the most common failed searches in lookups of Macmillan Dictionary is the word wether. This is a real word – it refers to a male sheep that has been castrated – but it’s not in our dictionary as it is rather rare.

(Macmillan Dictionary の検索でもっともよくある入力ミスの一つは wether という単語である。これは実在する単語で、去勢された雄羊を意味する。しかしあまり一般的な語ではないので、私たちの辞書にはのっていない。)

Spelling tip of the week – weather/whether | Macmillan Dictionary Blog

wether という単語が実在するのなら、入力ミスではなく、ユーザーは本当に wether という単語を調べようと思って wether と入力している可能性もあります。

しかし筆者は weather / whether いずれかの打ち間違いだろう推測しています。

なぜそのように言い切ることができるのでしょうか?

その一つの理由は単に wether の検索件数が(単語の使用頻度と比べて)非常に多いということ。

また本稿では明確に触れられていないものの、ユーザーが wether と入力した後の行動遷移によってユーザーの意図を特定することもできそうです。

例えば、Macmillan Dictionary の検索窓に wether と打ち込むと、次のようなメッセージが出てきます。

Sorry, no search result for wether.

Did you mean

  • weather
  • whether
  • nether
  • tether
  • wither
  • wuther
  • blether
  • feather
  • heather
  • leather

ここで本当に wether を探していた人なら、あきらめてこのページを去ってしまうでしょうし、weather / whether を探していた人なら、weather / whether をクリックしてそちらのページを参照するはず。

つまり上記画面からのユーザーの行動によって、人々が weather / whether の代わりに間違って wether と入力していたということがある程度実証される訳です。

こんな風にユーザーの行動を追跡できてしまうのがオンライン辞書のおもしろいところ。

この特性を利用して、オンライン辞書でもっともよく検索される non-word(存在しない単語)のランキングを作ったら面白いのではないかと思います。


francophone

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英紙『The Guardian』のウェブサイトに、大人の外国語学習に関する記事が出ていました。

Becoming fluent in another language as an adult might be impossible – but I’m still going to try | Education | The Guardian

しかし今日のテーマは外国語学習ではなく、その文章に使われていたある単語について。

筆者は言語学習アプリの Duolingo を使って、毎朝40分フランス語と日本語を学び、その結果を下記のように述べています。

… It certainly doesn’t give me the ability to follow along with francophone films. Yet I am noticeably more confident speaking and reading French, and as for Japanese – well, I’ve gone from zero ability to a tiny, yet appreciably higher than zero, ability.

(今回の学習ではたしかにフランス語の映画を理解する力は身につかなかった。ただフランス語を話したり読んだりする自信は明らかに身についた。そして日本語については、ゼロからほんの少しだけ、それでもはっきりとわかるくらい高い地点まで来たと思う。)

この中で気になったのが一文目の中の francophone という単語。

文脈からフランス語のことを指しているのは間違いないのですが、French と何か違った意味があるのでしょうか?

さっそく辞書を引いてみました。

francophone

speaking French as the main language

the francophone countries of West Africa
a francophone TV channel

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

francophone は「フランス語を話す」の意味。

ここで冒頭の文をもう一度見てみましょう。

It certainly doesn’t give me the ability to follow along with francophone films.

(今回の学習ではたしかにフランス語の映画を理解する力は身につかなかった。)

ここで francophone films の代わりに French films という表現を使うと、「フランス映画(フランス製作の映画)」の意味で受け取られるのが普通。

そこからは「製作=ベルギー、言語=フランス語」のような映画が抜け落ちてしまうので、あえて francophone films という表現を使っているのかもしれません。

このあたりは「フランスという国」と「フランス語という言語」の両方を同じ French で表す英語のややこしいところと言えるでしょう。


小麦、米、トウモロコシと異なるオーツの特徴

18050301

このところ朝食によく食べているのはミューズリー。

muesli

NOUN

mass noun

British
A mixture of oats and other cereals, dried fruit, and nuts, eaten with milk at breakfast.

Oxford Dictionaries

一般的なミューズリーはオーツ(エンバク)にドライフルーツやナッツを加えたもの。

最近、このオーツには小麦、米、トウモロコシといった他の穀物とは決定的に異なる一つの特徴があることに気が付きました。

ちょっと長くなりますが、それぞれの辞書項目を確認してみましょう。

oat

NOUN

1 An Old World cereal plant with a loose, branched cluster of florets, cultivated in cool climates and widely used for animal feed.

1.1 (oats) The grain yielded by the oat plant, used as food.

‘oats are great health value’

Oxford Dictionaries

wheat

NOUN

mass noun

A cereal which is the most important kind grown in temperate countries, the grain of which is ground to make flour for bread, pasta, pastry, etc.

Oxford Dictionaries

rice

NOUN

mass noun

A swamp grass which is widely cultivated as a source of food, especially in Asia.

Oxford Dictionaries

corn

NOUN

mass noun

British The chief cereal crop of a district, especially (in England) wheat or (in Scotland) oats.

1.2 North American
another term for maize

Oxford Dictionaries

そう oats はこれらの中でただ一つ複数扱いの名詞なのです。

なぜ oats だけが他と異なる扱いなのでしょう?

??

そういえば、以前のエントリーで  corn の可算・不可算に関する内容を書いたことがありました。

一本のとうもろこし

ここで触れたのは、英語では粒々のコーンのみならず、軸付きのとうもろこしでさえも不可算名詞であるということ。

このような英語の感覚を不思議に思いつつ、そういう考え方をする言語なんだと自分を納得させていたのですが、今回思いがけず複数扱いの穀物を見つけてしまったので、ますますわからなくなってしまいました。

結局はこのような区分というのは「慣習」でしかないのでしょうか?


Remember sailor!

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米ドナルド・トランプ大統領の昨日のツイートにこんな内容のものがありました。

これは前FBI長官のジェームズ・コミー(James Comey)氏を避難する一連のツイートの一つ。

2017年5月にFBI長官を解任されたコミー氏は、今月になって長官時代の回想録である『A Higher Loyalty』という本を出版しました。

これが当時のトランプ大統領とのやりとりを暴露し、大統領を激しく糾弾した内容になっているため、大統領の怒りを買っているとのこと。

さきほどのツイートで気になったのが最後の Remember sailor! というフレーズ。

「水兵を思い出せ!」というのはいったい何を意味しているのでしょう?

そういう英語のイディオムがあるのかと思い、手持ちの辞書をあれこれ引いてみましたが、どこにもそのような表現は出ていません。

そこでネットでフレーズを検索してみたところ、英語圏でもこのフレーズが話題になっていることがわかりました。例えば、英紙『The Independent』のウェブサイトには次のような記事が出ています。

‘Remember sailor': Donald Trump tweets bizarre message to James Comey | The Independent

この記事によれば、sailor というのは2015年に逮捕された海軍軍人 Kristian Saucier を指しているのではないかとのこと。

Saucier 氏は機密情報である潜水艦内部の様子を写真に撮った罪で、逮捕・投獄されました。

(現在は釈放され、今年の3月になって正式に恩赦されています。)

要はFBI長官時代の内情を暴露したコミー氏に対して「機密情報を漏らした罪で逮捕された海軍軍人の事件を忘れるな」と警告しているということのようです。

よってつまり、英語に remember sailor というイディオムが存在する訳ではありません。ただ一方、イディオムというのはこういうところから生まれてくるのかもしれないという思いもあります。

この remember sailor が「秘密を漏らした人への警告」という意味のイディオムとして数年後の辞書に掲載される可能性もあるのではないでしょうか? もしそんなことがあれば、イディオムが生まれた瞬間を目撃するという得難い経験をしたことになります。

単なる夢想かもしれませんが、ついそんなことを考えてしまうインパクトのあるフレーズだと思いました。


cursive or angular

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Oxford Dictionaries のウェブサイトに、今、話題になっている5つの単語をランキングで示す「TRENDING WORDS」というコーナーがあります。

昨日このページを見たら、こんなランキングになっていました。

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一位に hiragana!

ここ数日 hiragana がトレンドに入るようなニュースがあったのでしょうか?

思わず hiragana をクリックすると、こんな説明が出ていました。

hiragana

NOUN

The more cursive form of kana (syllabic writing) used in Japanese, primarily used for function words and inflections.

Oxford Dictionaries

The more cursive form の cursive というのは「筆記体の、草書体の」という意味。

言われてみればたしかに、ひらがなというのは漢字を草書体にしたもの。普段そんなことは全く意識していませんが、日本語を知らない人がひらがなを見たら「筆記体っぽい」という感想を抱くものなのでしょうか?

またひらがなが筆記体っぽい字なのだとすると、カタカナはどのような字ということになるのか。気になったので、こちらも調べてみました。

katakana

NOUN

The more angular form of kana (syllabic writing) used in Japanese, primarily used for words of foreign origin.

Oxford Dictionaries

The more angular form の angular というのは「角のある」という意味。

たしかにカタカナには角があります。でも angular という単語を使ってカタカナの特徴を示すというのは、自分には思いつかない発想でした。

思わぬところで出会った hiragana と katakana。どちらも簡潔にして要を得た説明だと思います。


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