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英語

49th parallel

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先日「Macmillan Dictionary Blog」に Canadian English の収録語彙を増やしたという記事が出ていました。

その冒頭の一節がこちら。

As part of our most recent update we focused on increasing Macmillan Dictionary’s coverage of Canadian English. Having added around 50 words and phrases that are peculiar to the English spoken north of the 49th parallel, we thought it would be fun to ask some of our blog contributors and readers for their favo(u)rite Canadian terms…

Your favourite Canadian English words | Macmillan Dictionary Blog

この中の 49th parallel の意味がわからず、しばらく何だろう?と考えてしまいました。

調べてみると、Wiktionary に次のように出ていました。

forty-ninth parallel (uncountable)

  1. (Canada, US) A nickname for the approximately 1200-mile (1900-kilometer) portion of the border between Canada and the USA, extending along the forty-ninth parallel of latitude from Lake of the Woods to the Pacific Ocean.
  2. (Canada, US, nonstandard) A nickname for the entire border between Canada and the USA.

「Wiktionary」

49th parallel は「北緯49度線」の意味。

そしてその北緯49度線に沿って引かれた「カナダ=アメリカ合衆国国境のニックネーム」でもあるとのこと。

そう言われて世界地図を眺めてみると、たしかにカナダとアメリカの国境は横にまっすぐ引かれています。

まっすぐな国境線というと、真っ先に思い浮かぶのはアフリカの国々。しかし直線の長さではこのカナダ=アメリカ合衆国の国境にかないません。

ただ両国の関係が安定していることもあり、警備は比較的ゆるやかであるとのこと。某大統領もこちら側に border wall を建設する予定はないようです。

日本のような島国に暮らしていると国境というものを意識することはあまりありませんが、こんな風にすぱっと線が引かれているのを見ると、国境というのは人為的なものなのだということを改めて認識させられます。

グローバル化、IT化によって、ボーダーレスな社会が実現しつつあるとはいえ、現実の国境がすぐになくなることはないでしょう。それとも21世紀のうちに、国境という概念が激変するようなパラダイムシフトが起こるのでしょうか?


上下の犬

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underdog

a person, team, country, etc. that is thought to be in a weaker position than others and therefore not likely to be successful, win a competition, etc.

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

underdog は「勝ち目のない人」を意味する英単語。

もともとは dog fighting(闘犬)で負かされた犬を指す表現ですが、そこから派生して人や(スポーツの)チームなど幅広い意味に使われるようになりました。

なおこの underdog には次のような対義語もあります。

overdog

(disapproving)

a person, organization or country that is successful or in a stronger position than others, especially when they seem to have an unfair advantage

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

top dog

(informal)

a person, group or country that is better than all the others, especially in a situation that involves competition

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

英和辞書では overdog にも top dog にも「勝者」という訳語を当てているケースが多いですが、OALD では両者の微妙な違いにも触れています。

overdog には不公平な優位性、top dog には勝者の中の勝者というニュアンスがあるとのこと。

これらの語義を見て感じるのは、闘いの世界の過酷さ、そしてその用語をそのまま当てはめることのできる私たちの社会の過酷さです。

世界を dog fighting のアナロジーで見ることで、私たちが得られるものはいったい何でしょうか?


イザヤ書より − 大統領のクリスマスメッセージ

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25日、アメリカのドナルド・トランプ大統領がツイッターにクリスマスを祝うメッセージ動画をアップしました。

「very Merry Christmas という表現があるのかー。」

「メラニアさんの英語は上手だな。」

などと考えながら、ぼんやりと聞いていました。

二人ともノンネイティブにもわかりやすい、ゆっくりとしたスピードで話しています。

ただメッセージの最後で引用している聖書の一節の意味がよくわかりません。

気になったので、引用元を調べてみました。

For to us a child is born, to us a son is given, and the government will be on his shoulders. And he will be called Wonderful Counselor, Mighty God, Everlasting Father, Prince of Peace.

「Isaiah 9:6」

ひとりのみどりごがわれわれのために生れた、
ひとりの男の子がわれわれに与えられた。
まつりごとはその肩にあり、
その名は、「霊妙なる議士、大能の神、
とこしえの父、平和の君」ととなえられる。

「口語訳聖書 イザヤ書 9:6」

これはイエス・キリストの誕生に関する部分だったんですね。

聖書と聖書の翻訳に関しては素人ですが、英語と日本語では時制や使われている単語の質がかなり異なっています。ただ旧約聖書の原典はヘブライ語なので、そちらと比べてみないと両者の違いがどこから生まれているのかはわかりません。

それでも数世紀もの間、人々の心に火を灯してきた言葉の持つ力というのは、少々翻訳したくらいでは失われない。そんなことも感じさせてくれる力強い聖書の一節です。


regift

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クリスマスにたくさんのプレゼントをもらったけれど、正直いらないものも多い。

そんな悩みを抱えている人にぴったりの英単語を紹介します。

regift

VERB

Give (an unwanted gift that one has received) to someone else as a gift.

‘the survey showed that 5 per cent of consumers plan to regift this Christmas’

NOUN

An unwanted gift used by its original recipient as a gift for someone else.

Oxford Dictionaries

regift は「もらったプレゼントを他の人にプレゼントする」あるいは「そのプレゼント」の意味。

なおここには明示されていませんが、この regift には二つの方法が考えられます。

一つは人からもらったものであることを明言する方法。

「もらいものなんだけど、使わないので譲ります。」

(いわゆる「おすそわけ」もここに含まれるでしょうか。)

もう一つは人からもらったものであることを明言しない方法。

「はい、クリスマスプレゼント♡」

(必要ならラッピングだけは新しく。)

「こらー!」と思ってしまうのはやはり後者でしょう。

今のところ、日本語の語彙の中にこの regift にぴったり対応する言葉はありません。

それはまだ regift という概念自体が日本の文化に根付いていないからでしょう。

しかしおすそわけとは異なる広義の regift が日本に広まるとすれば、どんな言葉に訳されるのでしょう?

「使いまわし」はさすがにひどいので、、、いっそそのまま「リギフト」でしょうか?


「ちんぷんかんぷん」は英語で何と言う?

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先日久しぶりに大型書店に行ったので、さっそく語学書のコーナーへ。

するとラテン語とギリシア語の特集コーナーが設置されていました。

こんな特集ができてしまう日本の書店はすごい!と感心しつつ、何冊か手に取ってみたものの、もちろん内容はちんぷんかんぷん。

特にギリシア語は文字に馴染みがないので、音を想像することすらできません。

そういえば、こんな状況を表現するのにぴったりのフレーズがあったなということをふと思い出しました。

itʼs all Greek to me

(informal, saying) I cannot understand it

She tried to explain how the system works, but itʼs all Greek to me.

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

itʼs all Greek to me は「理解できない」を意味する英語表現。

英語圏の人にとっても、あのギリシア文字というのはちんぷんかんぷんなものの象徴なんですね。

他にちんぷんかんぷんを意味する英語表現にはどのようなものがあるだろう?と探していたら、見つけたのがこちら。

mumbo jumbo

[uncountable] (informal, disapproving) language or a ceremony that seems complicated and important but is actually without real sense or meaning; nonsense

religious/medical/bureaucratic mumbo jumbo
I wonʼt have anything to do with spiritualism, ghosts and all that mumbo jumbo.

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

mumbo jumbo は「わけのわからない言葉」の意味。

こちらは単にわからないというだけでなく、意味がないという含意もあります。

またマンボジャンボとちんぷんかんぷんには、語感がおもしろいという共通点もありますね。

日本語と英語以外の言語にもこのような独特の単語があるのか、調べてみたくなりました。


youthquake − Oxford Dictionaries Word of the Year 2017

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Oxford Dictionaries では、毎年その年を代表する単語を Word of the Year として選出しています。

2017年の Word of the Year に選ばれたのは youthquake でした。

youthquake

NOUN

A significant cultural, political, or social change arising from the actions or influence of young people.

‘a youthquake has altered the Westminster landscape’
‘couture is undergoing something of a youthquake’

Oxford Dictionaries

youthquake は「若者の行動や影響によって起こる重要な文化的・政治的・社会的変化」の意味。

去年の Word of the Year に選ばれた post-truth と比べると、あまりピンとこないというのが正直な感想。

最近の造語なのかと思いましたが、Oxford Dictionaries の解説によると youthquake の初出は1965年。

ファッション誌 Vogue がロンドンの若者文化の盛り上がりを伝えるために使ったのが最初の記録なのだとか。

ではなぜ、この2017年に改めて youthquake なのでしょう?

Oxford Dictionaries の説明によると、2017年には youthquke の使用回数が前年比で5倍になったというデータがあるようです。

そのきっかけになったのが今年の6月に行われたイギリスの総選挙。

当初、テリーザ・メイ首相率いる保守党の優勢が伝えられていましたが、若者の投票行動により、保守党は逆に議席を失い、労働党の躍進につながります。

youthquake はそんな若者の「熱」を伝える言葉として、2017年に飛躍することになりました。

調べてみると、この youthquake は「ランダムハウス英和大辞典」にも出ています。

youthquake

n. (1960-70年代の)若者の反乱:学生運動に起因して若者に広がった体制に対する反抗と過激主義についていう。

「ランダムハウス英和大辞典 第2版」

こういった過去の単語が50年後に突然スポットライトを浴びるというのも、言語使用をめぐる面白い現象の一つだと思います。

 
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カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
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