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英語

Darby and Joan

photo credit: earring jewel via photopin (license)

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仕事をしている平日、午後の休憩時間に立ち寄るカフェで、時々老夫婦が差し向かいに座ってコーヒーを飲んでいるのを見かけます。

彼らの多くは特に何を話す訳でもなく、ただ静かに佇んでいるだけ。

それでも気まずい様子などはなく、収まるべきところに収まっているような、非常に満ち足りた雰囲気を醸し出しています。

もしかしたら、あんな風にただ静かに座っていられることが、人間関係の最高の境地なのかもしれないなあなどと思うこともしばしば。

英語にはそんな幸福な老夫婦を意味するこんなフレーズがあります。

Darby and Joan

a way of referring to an old couple who are happily married

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

それにしてもなぜ Darby and Joan が老夫婦の代名詞になったのでしょうか?

調べてみると、Darby and Joan というのはもともと1735年に出版された『The Gentleman’s Magazine』という雑誌に掲載された詩に登場する老夫婦の名前。

この老夫婦のイメージが、さまざまな詩や音楽に引用されながら、300年の時を超えて現代に生き続けているんですね。

こういう素敵な表現は、いつまでも英語の語彙に残ってほしいと思います。

 
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James while John had had had had had had had had had had had a better effect on the teacher

15022201

日本語には「すもももももももものうち」「うらにわにはにわにわにはにわにわとりがいる」などの言葉遊びがあります。

漢字で書けば、それぞれ「スモモも桃も桃のうち」「裏庭には二羽、庭には二羽鶏がいる」。

これらはわかち書きをしないという日本語の特性を利用した言葉遊びですが、単語と単語の間にスペースを置く英語にも次のような言葉遊びがあります。

James while John had had had had had had had had had had had a better effect on the teacher.

さて、この文はどのような意味になるでしょう?

??

??

ちょっと考えてみたいという人には考えていただき、ここでは種明かしをしたいと思います。

James, while John had had “had”, had had “had had”; “had had” had had a better effect on the teacher.

Wikipedia「James while John had had had had had had had had had had had a better effect on the teacher」より

見えてきたでしょうか?

部分に分解しながら、意味を取っていきましょう。

  • James,(ジェームズは、)
  • while John had had “had”,(ジョンが “had” を用いたのに対して、)
  • had had “had had”;(”had had” を用いた。)
  • “had had” had had a better effect on the teacher.(”had had” の方が先生の印象は良かった。)

つまり何かの文章表現において、過去形(had)を使ったジョンと過去完了形(had had)を使ったジェームズを比較し、過去完了形(had had)を使ったジェームズの方が先生の評価は高かったという内容を伝えているんですね。

なるほど!という英語の言葉遊びでした。

A brief history of melancholy − from TED.Ed

photo credit: scheveningen via photopin (license)

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人が生きている限り、多かれ少なかれ、気分の浮き沈みというものはあるでしょう。

それはそれとして、私たちの心にはいったいなぜ憂鬱な気持ち(melancholy)というものが生じるのでしょう?

TED.Ed の動画「A brief history of melancholy」では、そんな素朴な疑問に答えようと試みています。

melancholy という単語は、黒い胆汁(black bile)を意味する μελαγχολία というギリシア語に由来するのだとか。

melancholy (n.)

c.1300, “condition characterized by sullenness, gloom, irritability,” from Old French melancolie “black bile, ill disposition, anger, annoyance” (13c.), from Late Latin melancholia, from Greek melankholia “sadness,” literally (excess of) “black bile,”…

「Online Etymology Dictionary」

現代に生きる私たちは、憂鬱な気持ちになったとき、その原因を周囲の出来事に求めますが、古代ギリシアでは憂鬱というのは体内を流れる黒い液体から生じると考えられていました。

つまり、憂鬱に捕われている人というのは、この体液のバランスが崩れているのだと。

現代医学においても脳内の化学物質のバランスが崩れることで鬱につながるという説があるそうなので、古代ギリシア説もあながち的外れとは言えないのかもしれません。

動画の中では、この他にも様々な意見や学説が紹介されています。

例えば、19世紀初頭のロマン派の詩人たちは、憂鬱のこんな効用を語っているのだとか。

Melancholy allows us to more deeply understand other profound emotions, like beauty and joy. To understand the sadness of the trees losing their leaves in the fall is to more fully understand the cycle of life that brings flowers in the spring.

冬の厳しさがあるからこそ、春の喜びを理解できる。。もちろん憂鬱の中にいるときには、そんな風に憂鬱の効用を考えることは難しいでしょう。

それでも自分の気持ちというものを少しでも外側から見てみようとすることで、新しい視点や思いがけない気付きが得られるかもしれません。

わずか5分少々の動画ですが、様々な情報がぎゅっと凝縮された質の高いコンテンツだと思います。

[-head]が付く悪口英単語

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英語の悪口には、実に様々な表現があります。

その中でもとりわけ充実(?)しているのが「○○頭」シリーズ。

日本語でも「この石頭!」と言ったりすることはありますが、英語の頭にはびっくりするくらいのバリエーションがあるのです。

「ランダムハウス英和大辞典」からその一端を覗いてみましょう。

airhead (米俗)あほ、ばか
applehead ばか、まぬけ
bakehead (米俗)とんま
balloon-head (米俗)ばか、まぬけ
banana-head (米俗)ばか、まぬけ
beanhead (米俗)ばか、あほう
beef-head (米俗)ばか者、まぬけ
beetlehead ばか、うすのろ
blunderhead (話)どじ、まぬけ
bonehead (俗)まぬけ、ぬけさく、たわけ者
boofhead (豪俗)愚か者、まぬけ
bubblehead (米俗)まぬけ、ばか
bucket-head (米俗)ばか、まぬけ;ドイツ人
bullethead 頑固者、ばか者
bullhead (話)頑固者;ばか
bunhead (米俗)ばか、あほう
butterhead (米俗)(学生)まぬけ、気の利かない人、のろま
butthead (米俗×)ばかな[嫌な]やつ
cabbagehead (話)ばか、まぬけ、とんま
cement head (米俗)頭の固いばか者
cheesehead (米話)ばか
chicken head (米俗)ばか、まぬけ、あほう
chowderhead (米俗)(十代の間で)まぬけ、うすのろ;だまされやすい人
chucklehead (話)うすのろ、あほう、でくの坊;でか頭
chumphead (米話)ばか、間抜け
churnhead (米西部俗)頑固なまぬけ馬
clunkhead (俗)ばか、まぬけ
cokehead (米俗)まぬけ、ばか
conehead (俗)ばかなやつ、とんま
deadhead (話)ばか、能なし、のろま;
(米俗)ヒッピー、自然派の人;バーで人におごらずたかる人
diddlehead (米俗)まぬけ
doo-doo head (米俗)とんま
doughhead (米俗)ばか、能なし
dullhead ばか、まぬけ、あほう
dumbhead (米俗)ばか、のろま、でくの坊
dunderhead ばか、のろま、ぼんくら
fathead (俗)まぬけ、うすのろ、のろま
fluffhead (米俗×)ばか娘
foamhead 頭がからっぽの人
helium head (米俗)ばか、まぬけ
jarhead (米俗)ばか、うすのろ
jolter-head (古)大頭;ばか
jughead (米俗)ばか、まぬけ
knothead (俗)ばか、まぬけ、ぼんくら
knucklehead (話)ばか、愚か者、まぬけ
lardhead (俗)とんま(な)、まぬけ(な)
leatherhead (俗)ばか、まぬけ、とんま
loggerhead (古・方言)ばか、まぬけ
lughead (米俗)ばか、まぬけ
lunkhead (俗)ばか、でくのぼう、うすのろ
meathead (俗)ばか、まぬけ
muddlehead (話)まぬけ、とんま
mudhead (米俗)ばか
mullethead (米俗)とんま
musclehead (米俗)ばか
mushhead (俗)ばか、まぬけ
muttonhead (話)鈍い人、まぬけ
noodlehead (話)ばか、まぬけ
pinhead (俗)ばか、まぬけ
poohead (米俗)かんにさわるやつ、迷惑な人
potatohead (俗)ばか、まぬけ
prawnhead (豪俗)とんま
pudding head (話)(憎めない)おばかさん、(通例男の)まぬけ
pumpkin head のろま、うすのろ、ばか者
putty-head (米話)ばか、とんま
rockhead (米話)ばか、頑固者、石頭
rubblehead (米俗)ばか者、まぬけ
saphead (米俗)ばか、のろま
softhead ばか、まぬけ
squarehead (俗)ばか、まぬけ
tackhead (米俗)ばか、まぬけ;きざなやつ
thickhead ばか、のろま、鈍物
wethead (米俗)鈍い[ださい、退屈な]やつ;未熟者
woodenhead (話)愚か者、とんま、のろま
zipperhead (米俗)アイディアのない人、とんま

*「ランダムハウス英和大辞典 第2版」より

よくもこれだけ思い付くなあという悪口のオンパレード。

個人的に好きなのは、オーストラリアのスラング prawnhead(エビ頭)あたりでしょうか。

みなさんのお気に入りの「○○頭」が見つかれば幸いです。

 
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「おいしい」を意味する delicious と tasty の違いとは?

15021501

「あの白玉あんみつはおいしかったねー」

などと言いたいとき、おいしいの部分にはどんな単語を使いますか?

The shiratama-anmitsu was                     .

ぱっと思い付いたのは delicious と tasty という二つの単語。

しかしこの二つはいったいどのように違うのでしょう?

辞書の語義から探ってみました。

delicious

having a very pleasant taste or smell

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

tasty

having a strong and pleasant flavour

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

似たような感じで、どうも違いははっきりしません。

どちらも pleasant という感情が入っているところは同じですし、味覚だけでなく嗅覚に訴える(smell / flavour)というところも同じ。

謎は深まりますが、その他の辞書も探っていたら、こんなコラムを見つけました。

delicious 食べ物の味・香りが非常によいこと。very の意を含むため、very をつけることはまれ。意味を強めるには absolutely, quite, simply などを用いる。

tasty 食べ物の風味がよいこと。通例、塩味の料理に用い、甘いデザートには用いない。

「ウィズダム英和辞典 第3版」

「味」と「風味」の違いは何だろう?と考えると更なる深みにはまってしまうのですが、一つなるほど!と思ったのは、tasty は甘いデザートには用いられないということ。

だとすると、冒頭の白玉あんみつを表現するには、

The shiratama-anmitsu was  delicious .

と言わなければならないのですね。

また一つ勉強になりました。

 
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twilight − 終わりの光、始まりの光

15021301

一日の終わり、太陽が地平線に沈んだ後の薄明かり。

そんな幻想的な光を表す twilight という単語があります。

twilight

1. the faint light or the period of time at the end of the day after the sun has gone down

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

一日の最後の光は、人生の最後のステージに例えられることも。

twilight

2. the final stage of sth when it becomes weaker or less important than it was

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

やがて完全に日は沈み、空には星の光がまたたきます。

星を眺めていたのも束の間、空の色は少しずつ薄まっていって、

新しい一日の始まり、太陽が地平線から昇る前の薄明かり。

そんなもう一つの幻想的な光は英語で何と言うのだろう?と思って調べてみると、こちらも実は twilight と呼ぶことができるよう。

twilight

(日の出前・日没後の)薄明かり;微光;たそがれ(時)、薄暮(dusk)

「ウィズダム英和辞典 第3版」

英語では一日の終わりの光も始まりの光も同じ twilight。

ヒトにとって何かの終わりと始まりというのは天と地の差がありますが、客観的に見ればどちらも同じ薄明かり。

そんな風に考えてみることで、何か見えてくるものもあるかもしれません。

 
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