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外国語学習法

外国語学習における音読の効用

外国語の学習に音読を取り入れている人は多いと思います。

しかし「そもそも音読とは、何のためのトレーニングなのですか?」と聞かれて、すぐに答えられる人は少ないのではないでしょうか。

あまりにも当たり前の練習になりすぎてしまい、盲点になっているのかもしれません。

こんなときは専門書に当たってみようと思い、門田修平著「シャドーイングと音読の科学」を読んでみました。この本では音読の効用として下記の2点が挙げられています。

  • 単語認知の自動化機能
  • 新規学習項目の内在化機能

ちょっと難しいので、以下にひもといていきましょう。

 

単語認知の自動化機能

私たちは文章を読むとき、実際に声には出さないとしても、頭の中でそれを音声化しています。

例えば、I like coffee. という文を読むとき、「アイ ライク カフィ」という音声を介在して意味を理解しているということです。

音読を繰り返すことで、この音声化が効率的になり、意味理解すなわちリーディングのスピード向上につながるそうです。

 

新規学習項目の内在化機能

私たちが単語や文法項目を記憶しようとするとき、実際に声には出さないとしても、やはり頭の中でそれを音声化しています。

意味を理解しながら音読を繰り返すことで、この音声化が効率的になり、長期的な記憶の定着に役立つそうです。

音読をしていると、意味がわからないまま読みすすめてしまうこともありますが、それでは記憶の定着につながらないので注意しましょう。

 

まとめ

ここでは非常に簡略化した形で音読の2つの効用を紹介しました。

本書『シャドーイングと音読の科学』では、非常に詳細な認知のメカニズムが紹介されていますので、興味のある方はぜひ手に取ってみてください。

ただし音読の主目的は「リーディングのスピード向上」「語彙・文法項目の記憶定着」であるとはっきり認識しているだけでも、日々の取り組みが違ってくるのではないかと思います。

 

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外国語の学習に成功する人に共通の特徴とは?

photo credit: Biscarotte via photopin cc

外国語の学習に成功する人に共通の特徴とは何でしょうか?

果たして語学の才能というようなものがあるのか、それとも日々学習を積み重ねる努力に勝るものはないのか。さまざまな意見があると思います。

第二言語習得理論(SLA)の学問分野では、このような「学習者」自身に関する研究も多く行われてきました。

ピッツバーグ大学教授の白井恭弘先生の著書『英語教師のための第二言語習得論入門』によれば、成功する学習者には以下の5つの特徴が見られるそうです。

  1. 若い
  2. 母語が学習対象言語に似ている
  3. 外国語学習適性が高い
  4. 動機づけが強い
  5. 学習法が効果的である

なるほど。なかなかハードルが高い項目もありますね。

さて、私の場合はこれらの特徴にどれだけ当てはまるのか? 以下に検証してみたいと思います。

 

若い

いきなり挑発的な項目が来ました。「若い」の定義がよくわからないので、オンライン版の大辞泉を引いてみたところ下記の語義が。

  1. 生まれてから多くの年数を経ていない。年齢が少ない。
  2. 草木などが生え出てからあまりたっていない。
  3. できてからの時間が短い。まだ十分に発達していない。
  4. 他の人にくらべて、年齢が下である。
  5. 衰えていない。生気に満ちている。若々しい。
  6. 世慣れていない。経験が少なく、未熟である。
  7. 数字や番号が他とくらべてゼロに近い。数が少ない。

1の「生まれてから多くの年数を経ていない」には当てはまりませんが、5の「衰えていない」には当てはまるような気がするので、1勝1敗の引き分けということにしておきましょう。

若くないと思えば若くないですし、若いと思えば若いのです。はい。

 

母語が学習対象言語に似ている

ここでは学習中のフィンランド語について考えてみます。

<似ている部分>

  • 冠詞がない。
  • 名詞の性(男性名詞・女性名詞)がない。
  • 音と文字が、原則として一対一対応である。
  • フィンランド語の「格変化」と日本語の「てにをは」が感覚的には似ている。(あくまで感覚的にですが)
<似ていない部分>

  • 格変化が豊富!
  • フィンランド語が表音文字(アルファベット)を使用するのに対して、日本語は表音文字(かな)と表意文字(漢字)を組み合わせて使用する。

列挙してみたら、なぜか似ている部分の方が多くなってしまいました。似ていると言えば似ていますが、ヨーロッパの言語同士のように学習が有利になるほどではないでしょう。

ただし「日本語と英語」よりは、「日本語とフィンランド語」の方が似ているということは言えるのかもしれません。

そうだとすると日本の中等教育で、英語の代わりにフィンランド語が導入されたら、日本人の外国語運用能力は今より向上するのでしょうか??

全国でどこか一校だけでもよいので、どこかの私立中高一貫校が試してくれたら面白いと思います。

 

外国語学習適性が高い

ここで言う「適性」とは何でしょうか?

冒頭で紹介した「英語教師のための第二言語習得論入門」によると、外国語の適性は大きく下記の3つに分類されるそうです。

  1. 言語分析能力(言語の文法や規則に対する敏感さ)
  2. 音声認識能力(単に聞き取るだけではなくて、聞いた音声を頭の中で保持する能力も含む)
  3. 記憶力(丸暗記をする能力)

これらの適性に関する、私の自己認識は割合はっきりしています。

1⇒おそらくある、2⇒まったくない、3⇒なくなりつつある

3がやや気になりますが、ここでも1勝1敗の引き分けということにしておきましょう。

 

動機づけが強い

「フィンランドに住むことになった」とか「フィンランドの人と結婚した」という人ほどではないでしょうが、それなりのモチベーションは持っているつもりです。

モチベーション云々というより、何よりもフィンランド語自体を楽しんでいると言った方が正しいでしょうか。

フィンランド語を学ぶ人には、ムーミンやマリメッコなどフィンランド発のカルチャーに興味を持っている人が多いような気がしますが、私の場合は「ことば」そのものが最大の動機になっています。

 

学習法が効果的である

このブログでは、フィンランド語に限らず外国語一般の学習法も紹介していますので、それが効果的でないということになると困ってしまいます。

ここはひとつ効果的である!と言い切ってしまいたい。しかし本当に「効果的」であると証明するためには、何よりも上達する必要があるのです。(頑張ろう!)

 

まとめ

さてみなさんは、これらの特徴にいくつ当てはまったでしょうか? あらためて5つの特徴を見てみましょう。

  1. 若い
  2. 母語が学習対象言語に似ている
  3. 外国語学習適性が高い
  4. 動機づけが強い
  5. 学習法が効果的である

一つ忘れてはならないのは、これらの中で自分でコントロールできるのは4と5だけだということです。

若いうちに始めなさいといっても、いつ始めたくなるかは人それぞれですし、日本語と似ている言語を選びましょうといっても、そもそも似ている言語がほとんどありません。

よって、外国語の学習においては「モチベーションをいかに高めるか」「いかに効果的に学習するか」という2点が何よりも成功へのカギになるのでしょう。

そのあたりのトピックは、今後このブログでも中心的に扱っていきたいと思いますので、また遊びに来ていただければ幸いです。

 

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Finnish as a third language − 第三言語としてのフィンランド語習得を考える

photo credit: Raphael Cockx via photopin cc

最近、フィンランド語の単語を覚えているとき、日本語よりも、英語と結びつけた方が覚えやすいということがよくあります。

例えば、aina(いつも)という単語がありますが、「aina=いつも」よりも、「aina=always」の方が覚えやすいのです。

あるいはフィン・日辞書で、ainaを調べて「いつも」とのっていても何だかそれだけでは不安で、ついついフィン・英辞書を引き直し、そこに「always」とのっていると安心するということもあります。

もちろんこれはケースバイケースであり、いつも英語と結びつけた方が覚えやすい訳ではありませんが、ときどきこういった感覚に見舞われることがあります。

第三言語の習得に関する研究を見てみると、第三言語の習得に関して、母語より第二言語との親和性があるということは珍しいことではないようです。

特に日本語・英語・フィンランド語という関係で見てみると、英語とフィンランド語は全く異なる言語ですが、それでも共通のアルファベットを持っていますし、少なくとも表面的には日本語とフィンランド語よりは距離が近いと言えるでしょう。(本質的な部分では日本語とフィンランド語の方が近い点も多々あるのですが。。。)

第二言語習得理論の概説書である、Gass and Selinker(2009)には、Third language acquisitionという小チャプターがあり、そこではアラビア語を第二言語として学んだ英語の母語話者が、第三言語のポルトガル語を使用するとき、アラビア語とポルトガル語の混同が起こってしまうという例が紹介されています。

このような混同というのは、一般に言語習得を阻害するものとして理解されています。しかし混同するということはそれだけ結びつきが強いということですので、それを語彙の記憶に利用することもあるでしょう。

例えば、上記の Gass and Selinker には、オランダ語の母語話者がフランス語(第三言語)の impliqués と英語(第二言語)の involves を混同する例が出てきます。これなども「impliqués=involves」という回路ができていることの裏返しではないでしょうか。

私の場合は、日本語⇒英語⇒フィンランド語とすすんだので、英語とフィンランド語の結びつきが起こる訳ですが、例えば英語⇒日本語⇒フィンランド語とすすんだ人は日本語とフィンランド語の結びつきが起こるのでしょうか?

もしそうだとしたら非常に面白い現象だと思います。

 

Google の「完全一致検索」を英作文補助ツールとして使ってみよう

昨日のエントリーでは、連語辞書について取り上げました。

表現力が身に付く「連語辞書」のすすめ | Fragments

語と語のつながりを調べるには、Google の「完全一致検索」を使うという方法もありますので、合わせて紹介しておきます。

 

ケース① 2つの表現のどちらがより使われているか調べたい

例えば「昼食を食べた」と言いたいとき、I had lunch./I ate lunch. のどちらがより使われているのか調べてみましょう。

この際、ふつうに I had lunch. と検索したのでは、3語をバラバラに含んだページも検索結果に含まれてしまいます。

3語をひとつながりのフレーズとして検索したいときは、“I had lunch.” のようにダブルクオーテーション(”  “)で挟みこむ「完全一致検索」機能を利用します。実際にやってみると、

I had lunch.(62,600,000件)
I ate lunch.(4,760,000件)

この結果から、I had lunch. の方が10倍以上のヒット数なので、よりよく使われる言い回しなのだろうと推測できます。

 

ケース② ある表現が適切かどうか調べたい

「私は英語を勉強しています」は、I study English. ですが、受動態を使って、English is studied by me. なんて言ってもよいのかな?と思ったら、こちらも検索してみましょう。

I study English.(3,240,000件)
English is studied by me.(308件)

絶対的な数値の基準がある訳ではありませんが、それなりに使われそうなフレーズで数千件以下のヒット数だったら、その表現の適切さを疑った方がよいと思います。

ネットの情報は玉石混淆ですので、ネイティブスピーカーから見たら明らかに違和感のある言い回しであっても、一定のヒット数はあるものです。

この場合は308件なので、こういう言い方はしないのだなということが推測できます。

ただしこのヒット数というのはベースになる語の使用頻度ともかかわってきますので、使用頻度が低い語の場合「ヒット数が少ない=適切ではない」とはなりません。例えば下記の例を見てみましょう。

I study English.(3,240,000件)
I study Finnish.(56,000件)

I study Finnish. のヒット数が少ないからといって、表現が適切ではないとはもちろん言えません。(言語の選択が適切でないとももちろん言えません!)

このあたりの数字の感覚はしばらく使っているうちに身に付いてくると思います。

 

まとめ

そんな訳で、Google は非常に手軽な英文チェッカーとして活用することができます。あるいは英語以外の言語で試してみてもよいでしょう。

Minä opiskelen suomea.(34,400件)

フィンランド語で「私はフィンランド語を勉強しています」などと書くのは、おそらくノンネイティブのフィンランド語学習者でしょうから、このあたりからフィンランド語学習者の人口を推測することもできるかもしれませんね。

3,240,000件 vs 34,400件ですから英語学習者の100分の1くらい? いやそんなにいるはずはないですか。

道具を揃え、そして使うこと − これまでの英語学習の過程を要約してみる

あけましておめでとうございます。

いよいよ2013年がスタート。今年はどんな年になるでしょうか。

このブログもスタートして3か月。当初は英語と外国語学習法の話題を中心に書いていこうと思っていたのですが、途中からはすっかりフィンランド語の話題が多くなりました。もちろんそれが楽しくなったということなので、それはそれでよし。今年はより幅広い話題を取り上げていく予定ですので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

さて、大晦日に池袋の街を歩いていたときのこと。ふとこんな疑問が頭に浮かびました。

自分がこれまで英語を学んできた過程を「要約」するとどのようになるだろう?

振り返ってみると、中学・高校で6年間英語を学び、大学は英文科。その後も英語を教えたり、英語圏で3年半ほど過ごしたりしていますので、英語との付き合いはずいぶんと長くなりました。

そこでこれまでの英語学習の過程を要約し、そのポイントを、フィンランド語を学習しているもう一人の私にアドバイスできれば何かの役に立つかもしれません。

もちろんそこには様々な試行錯誤があったのですが、大きく括ってしまえば、2つの段階に分けられるように思います。

  • 道具を揃える段階
  • 道具を使う段階

 

道具を揃える段階

英語に限らず、外国語をきちんと身に付けるためには、まず「単語」と「文法」という道具を揃えなければなりません。

私の場合、中学・高校の6年間はこの道具を揃える段階だったと言えるでしょう。もちろん当時は全く意識していませんでしたが、この準備期間はそれなりに大きなものでした。

どうせ揃えるなら「使用頻度の高い単語」や「体系的な文法知識」といった後々まで役に立つ道具を揃える方がよいと思います。ただし英語やフランス語などのメジャーな言語ではよい道具を揃えることはそれほど難しくありませんが、マイナーな言語になればなるほどそれは大変な作業になってきます。そのため信頼できるメンターを見つけることも大切です。

 

道具を使う段階

ある程度の道具を揃えたら、その道具を使ってターゲットとする外国語で本を読んだり、会話をしたりする段階に移ります。

私の場合、初めて海外に行ったときに、英語を「使う」ということは「学ぶ」こととは全く違うことなのだと強く意識させられました。そして英語を学ぶことより、英語で何かを学ぶことを中心に据えるようになります。例えば洋書を本格的に読み出したのがこの時期でした。それまでは教科書と問題集があるばかりで、英語で本を読もうなどという発想自体がなかったのです。

ここで大切なのは「ある程度の道具を揃えたら、使う段階に移る」という点で、道具を揃えるだけのコレクターになってはいけません。道具は使い込むほどに磨かれます。

 

まとめ

第二言語習得理論では、人が外国語(第二言語)を身に付けるプロセスは複雑すぎるため、単一の理論では説明ができないとよく言われます。それはもちろんそのとおりなのですが、実用的なレベルではシンプルに考えることもできるはずです。

英語に関しては、中学・高校である程度の道具を揃えることができますので、そこから先はその道具を「使う」ことが肝心です。この段階ではできるだけ多くインプット(reading, listening)を行い、時にはアウトプット(writing, speaking)も合わせて行う必要があるでしょう。

一方、英語以外の外国語に関しては、学習を思い立った時点で、ほとんどの人が道具集めから始めることになります。このブログの「フィンランド語学習記」は道具集めに際してのいわゆる「道草」ですが、今年もその道草を楽しみつつ、学習をすすめていきたいと思います。

『外国語をはじめる前に』黒田龍之助著

第二言語習得におけるモチベーション研究の嚆矢となった Gardner and Lambert (1972) では外国語を学ぶモチベーションを integrative motivation と instrumental motivation の両面から分析しています。

おおまかに定義すれば、integrative motivation(統合的動機)とは、その外国語が話されているコミュニティ自体に帰属したいというモチベーション。一方、instrumental motivation(道具的動機)とは、その外国語を試験やビジネスに役立てたいというモチベーションと言えるでしょう。

これらは相反する要素という訳ではなく、一人の学習者の中に共存していることもあるはずです。

現代のモチベーション理論はもっと複雑で、必ずしも上記の二項に帰せられる訳ではありませんが、外国語学習のモチベーションを考える上ではしばしば言及される古典的な理論です。

しかし英語や中国語といった言語であれば、このような視点から学習者の胸中を忖度することもできるのですが、これがフィンランド語やエストニア語となるとどうでしょう?

そのような言葉を学んでいる人がいれば、なぜその言葉を選んだのですか?と真っ先に聞いてみたいところです。どんな気持ちで学習を続けているのですか?どんな目標を持っているのですか?ということも。

さて、そんなことを考えながら黒田龍之助さんの「外国語をはじめる前に」という本を読みました。

外国語をはじめる前に (ちくまプリマー新書)
黒田 龍之助
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この本は中高生対象の新書シリーズ・ちくまプリマー新書の一冊で、外国語に興味がある中学生・高校生を対象に言語学の基礎を紹介するための本です。実際、ことばに興味がある人なら立ち止まって考えてみたくなるような言語学的なトピックがたくさん紹介されています。

そして、この本の特徴は著者の教え子である大学生の声(レポート)がたくさんのっていること。例えば、カンボジア語やウルドゥー語を専攻する学生が、自分の専攻言語について自分の言葉で様々な視点から語っています。これがとてもおもしろい。

ポルトガル語専攻の学生が[ç]の発音について巧みな比喩で説明したり、ラオス語専攻の学生が自作の辞書について語ったりする、そのこだわりや熱い語り口に共感してしまうのです。

外国語は英語だけじゃないよなと思っている学生さんや、少数言語(この言い方は好きではないですが)を学んでみたいと思っている人にはおすすめの一冊です。

また多言語学習を支持する本ではいわゆる「英語帝国主義」に対する批判がなされることも多いのですが、著者の英語に対するスタンスは非常にクールです。少々長いですが引用してみます。

世間では過剰なまでに重要視され、学校では試験や成績と関係してくる英語。外国語にはいろいろ興味があるけれど、この英語だけはどうも好きになれない。そういう人もいるだろう。

だが、英語を嫌ってはいけない。

冷静になってほしい。あなたが嫌いなのは、英語ができないと人生真っ暗のように脅迫する教師や、ちょっとばかり英語ができるだけで妙に威張るクラスメートではないか。・・・(中略)・・・

大切なのは、英語で必要な情報が得られることである。本でも辞書でも、あるいはインターネットでもいいけれど、英語を読んで理解する実力がほしい。

P182

このくだりを読んで、そうそう確かに英語自体は何も悪くないのだ、と思いました。

現代の日本における英語の位置付けはどこかいびつなものではあるけれど、それは英語自体とは何の関係もないことです。一介の言語好きとしては、英語も他の言語と同じように愛すべき対象であり、英語ができればそこから他言語へのアクセスも格段に便利になるということもまた事実。過度に英語一極主義になったり、アンチグローバリズムを英語批判に結びつけたりすることなく、このように冷静なスタンスでいたいものだと思い直したのでした。

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